茨城GG監督の片岡安祐美が野球用品製造会社の広報部員として新たな一歩 野球の素晴らしさを子供たちに 侍ジャパンの連覇にも期待

記者の質問に答える片岡安祐美 =柏市十余二(撮影・土谷創造)
社会人野球クラブチーム、茨城ゴールデンゴールズ(GG)監督でタレント、片岡安祐美(39)が野球用品製造などを手がける株式会社フィールドフォース(千葉・柏市)に就職し、広報部員として新たな一歩を踏み出したことが11日、分かった。同社はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグを4戦全勝で突破した日本代表の井端弘和監督(50)とパートナーシップ契約を結び、野球用品も開発。野球の素晴らしさを子供たちに伝えたいと願う片岡は、侍ジャパンの連覇を期待した。

デスクで仕事をする片岡安祐美 =柏市十余二(撮影・土谷創造)
社名入りの上着を着て玄関に現れた片岡。真剣な表情でパソコンに向かう姿は、すっかり広報部員の顔だ。
今年1月末に20年以上所属した芸能事務所、佐藤企画がマネジメント業務を終了。マネジャーと今後を考える中で「子供たちが思い切り野球をできる環境作りに携わりたい」と志を再認識。そこで、野球用品製造のほか室内練習場も運営し、茨城GGでも練習場を利用したことがあるフィールドフォースの吉村尚記社長に連絡したことが再就職のきっかけだった。
片岡は「個人として芸能の仕事を続けたいし、宝物の球団も守らなきゃいけない」と置かれた状況を説明し、〝野球の未来を創ること〟を理念に掲げる同社に「野球の素晴らしさ、御社の存在を皆に知ってもらえるよう広報として働きたい」と熱い思いを伝え、採用が決定。シングルマザーでもある片岡は、長男(3)を園へ送迎し、2月17日から勤務を開始した。

デスクで仕事をする片岡安祐美(左) =柏市十余二(撮影・土谷創造)
アスリートフードマイスターの資格を持つことからTikTokなどで野球をする小学生の親たちへ向けた食育を考えるほか、野球教室の準備、さらには「片岡モデルのグローブを作っています。野球をやってきてこんなにうれしいことはありません」と充実の日々を過ごす。
同社は侍ジャパンの井端監督と2022年からパートナーシップ契約を結んでおり、1人で練習ができる移動式フィールディングネットやバッティングで使用するサンドバッグ、肩開き防止バーなども開発。片岡は約5年前に同社の室内練習場で井端監督と会ったことがあり、「1試合でも多く野球少年、少女たちにスーパースターたちの雄姿を見せてほしいし、初の2度目の連覇を見せてほしい」と期待する。

自身の名刺を手に笑顔の片岡安祐美 =柏市十余二(撮影・土谷創造)
一方、育ててくれた佐藤企画の話には「寂しさとありがとうしかない」と涙。今月9日には茨城GG前監督でタレント、萩本欽一(84)と会い、年を聞かれて「今年40歳になります」と伝えると、「いい年になったな。夢を話して相手が真正面から聞いてくれる歳だ。楽しみだな」と〝欽言〟を贈られた。
恩師の言葉を胸に会社員、監督、芸能人の〝三刀流〟に挑む。