【金鯱賞】柴田善臣ディマイザキッド、横山典弘アラタ、武豊ジューンテイク レジェンド3騎手豪華そろい踏み!

柴田善臣騎手(写真)らJRAが誇るレジェンド3騎手が中京の開幕週にそろい踏み。これは目が離せない!

今週から春の中京競馬がスタート。開幕週を飾る金鯱賞に柴田善臣騎手(59)、横山典弘騎手(58)=ともに美・フリー、武豊騎手(56)=栗・フリー=とレジェンドジョッキー3人がそろい踏みする。JRA現役最年長の柴田善騎手は中京での重賞騎乗は15度目で、42年目にして金鯱賞は初騎乗。ディマイザキッドで熟練の技を披露する。

豪華競演の主役は俺だ。レジェンド3人がそろい踏みする週末の中京。最年長59歳・柴田善騎手が中京で重賞に騎乗するのは、昨年12月の中日新聞杯(ピースワンデュック6着)以来だが、金鯱賞は42年目にして初参戦。もちろん旧交を温めるためではない。1年4カ月ぶりにタッグを組むディマイザキッドと、タイトルを勝ち取るためだ。

「次にGⅠを戦うようなすごいメンバー。それだけにここでいい勝負になれば、いいきっかけになる」

成長のあとは11日の調教で感じ取った。自ら手綱を取り、美浦Wコースを馬なりで5ハロン70秒3-12秒1。「競馬に乗ったとき(2024年11月の三春駒特別1着)以来だけど、あの時は馬もゆるゆるでね。今はシャンシャンして、トモ(後肢)の感じも良くなっている」と評価し、「切れる脚がないのは昔から。少しずるさも出ているので、体調と気持ちをかみ合うようにさせたい」と能力発揮のイメージを改めて頭に焼き付けた。

横山典弘騎手

その追い切りは1勝馬と併入と一見、地味に映る内容だったが、清水英調教師はそうは見ていない。「善臣は頭脳派。おそらく、あえて抜け出さない形で走らせたんだと思う。けがで休んでいて乗れなかっただけで、もともと彼が勝たせてくれた馬。中京の開幕週はどうかと思ったけど、〝そこは俺も考える〟と言ってくれた」と同世代の名手に全権委任の構えだ。

武豊騎手は金鯱賞当日が57歳の誕生日

「当初は(骨折で休養中の菅原)明良が乗る予定だった。(菅原明の)けがは若いから大丈夫。俺なら大変だった」と鞍上は笑わせつつ「亡くなったオーナー(10日に死去した嶋田賢氏)のことがあるからね。頑張りたい」と力を込めた。

金鯱賞は8日に史上2人目のJRA通算3000勝を達成した横山典騎手、歴代最多の同4639勝を誇る武豊騎手も参戦。現役3位は2341勝の柴田善騎手だ。JRA最年長ジョッキーが、熟練の技を見せつける。(内海裕介)

★武豊騎手はレース当日57歳バースデー

武豊騎手はレース当日の15日が57歳のバースデー。過去、誕生日に騎乗した年は11回あり、うち8回で重賞に騎乗。1992年阪神大賞典(メジロマックイーン)、97年フラワーC(シーキングザパール)、98年中山記念(サイレンススズカ)、2008年ファルコンS(ダノンゴーゴー)で勝っている。誕生日重賞騎乗は20年フィリーズR(ミズリーナ11着)以来。今年はジューンテイクでVといくか。