【なでしこジャパン|韓国戦の予想スタメン】長谷川唯の相棒は谷川萌々子、宮澤ひなた、松窪真心の誰に?CBとウイングにも注目

【なでしこジャパン|韓国戦の予想スタメン】長谷川唯の相棒は谷川萌々子、宮澤ひなた、松窪真心の誰に?CBとウイングにも注目

オーストラリアで開催中のAFC女子アジアカップ2026に参戦中のなでしこジャパン(日本女子代表)は、3月18日の準決勝で韓国女子代表と対戦。大一番となる日韓戦のスタメンを予想する。

グループステージ第1戦でチャイニーズ・タイペイ代表を2-0、第2節でインド代表を11-0、第3戦でベトナム代表を4-0、準々決勝でフィリピン代表を7-0で下したなでしこジャパンは、ここまで4試合で24得点・0失点と完璧な戦いぶり。シュート総数が142本、枠内シュートが55本、被枠内シュートが1本、そしてパス成功率が88.4%という各スタッツもすべて大会トップだ。

特筆すべきは、積極的なターンオーバーを敷きながらこれらの数字を叩き出してきたこと。大会前に「グループステージは中2日で試合が続くし、最初は選手のコンディションを見ながらローテーションで回していく」と語っていたニルス・ニールセン監督は、実際に主力も含めて選手たちのプレータイムを細かく管理。唯一の4試合連続スタメンだったキャプテンの長谷川唯(マンチェスター・シティ)もフル出場は初戦だけで、怪我で途中離脱したDF石川璃音(エヴァートン)を除く登録メンバー25人全員に出番を与えてきた。

とはいえ、指揮官は大会前に「最終的に勝負が懸かるような重要なゲームで、最もクオリティーの高い選手を使いたい」と語ってもいた。準決勝は言うまでもなく“重要なゲーム”であり、韓国はこれまで戦ってきた相手とワンランク上のチームだ。ニールセン監督は前日会見で「韓国代表には脅威となる選手が多い。これまでのようなプレーはできない。いかにハイプレスを仕掛け、チャンスを作り出すかに集中したい」と警戒しており、この日韓戦はベストメンバーで臨むはずだ。

CBと右SBには複数の選択肢が

システムはこれまで通り4-3-3を採用するはず。まずGKは準々決勝で温存された守護神の山下杏也加(マンチェスター・シティ)が当確。CBは同じく準々決勝を休んだ高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、フィリピン戦で2ゴールを挙げた好調の20歳・古賀塔子(トッテナム)というコンビか。とはいえ、経験を重視して35歳の熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)か27歳の南萌華(ブライトン)を起用してくる可能性も捨てきれない。

SBは清水梨紗(リヴァプール)が右、北川ひかる(エヴァートン)が左の最有力。とはいえ、清水は準々決勝でフル出場しており、両サイドをこなす守屋都弥(ユタ・ロイヤルズ)、もしくは古賀を右に回すかもしれない。今大会は山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ=海外移籍予定)も右SBで起用されてきたが、本来ウイングの攻撃的な選手であり、一定以上の守備強度も求められるこの試合ではゴールが欲しい場面での切り札的な起用が濃厚だ。

中盤のアンカーは、準々決勝を休んだ長野風花(リヴァプール)の先発復帰が濃厚。インサイドハーフでは、長谷川がもちろんスタメン起用されるだろう。

谷川、宮澤、松窪は特長が異なる

読めないのが、その相棒だ。今大会は谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)と宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)がプレータイムを分け合っており、コンディション不良で出遅れた松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)も準々決勝でゴラッソを決めるなど調子を上げてきた。ゴールセンスに優れた谷川、崩しはもちろんビルドアップの質も高い宮澤、俊敏性と運動量が魅力の松窪と3人の特長が異なる中、ニールセン監督は誰に先発を託すのか。注目される。

3トップは、準々決勝で温存された浜野まいか(トッテナム)、そのフィリピン戦でついに大会初ゴールを奪った田中美南(ユタ・ロイヤルズ)、そして崩しの核である藤野あおば(マンチェスター・シティ)というトリオが有力だ。ただ、準々決勝の後半は藤野を右ウイング、千葉玲海菜(フランクフルト)を左ウイングに置く新基軸がすこぶる機能してもいた。頭からこの形を選んでくる可能性も捨てきれない。

ちなみに、ここまで挙げた山本、千葉、宮澤、松窪に加え、スーパーサブ起用が多い中で大会最多の5ゴールを挙げている植木理子(ウェストハム)、4ゴールの清家貴子(ブライトン)、フィジカルの強い土方麻椰(アストン・ヴィラ)と攻撃陣のカードはかなり豊富。今大会はCFを2枚並べる中盤フラットの4-4-2も試しており、ゴールが欲しい場面での戦術的ソリューションも広がっていることもポジティブな材料だ。

スタメンはもちろん重要だが、一発勝負のトーナメントではスーパーサブたちの活躍も極めて大事。はたしてニールセン監督は日韓戦でどんな采配を振るってくるか。大注目の準決勝は3月18日の日本時間18時にキックオフ予定だ。

(ABEMA de DAZN/AFC女子アジアカップ2026)

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