ストロール、F1日本GPでアストンマーティン・ホンダ選手権をエンジョイ「ビリ争いだったけど楽しめた。鈴鹿は最高だからね」

 F1日本GPでは水圧の問題でレースを終えたアストンマーティンのランス・ストロール。しかしリタイアするまでは、チームメイトのフェルナンド・アロンソとのバトルを楽しんだようだ。

 アストンマーティンは今季、開幕からトラブルが続いており、開幕戦はデータ収集の場となり完走ならず。第2戦中国GPでも、ストロールがマシントラブルで、アロンソが開幕前から悩まされている振動の問題でリタイアした。

 迎えた第3戦日本GPではついにアロンソがチームにとっての今季初完走をもたらしたが、ストロールはエンジンの水圧異常をホンダが確認したことから、ガレージにマシンを戻す事になった。

 依然として苦境が続いているが、それでもストロールはレースを通してアロンソと接近戦を繰り広げられた事について明るい表情で話していた。それが後方での争いだったにもかかわらずだ。

 アロンソとストロールは、予選でキャデラック勢に及ばず、21番手、22番手とグリッド最後列からのスタート。決勝ではただひとりハードタイヤスタートだったキャデラックのバルテリ・ボッタスが最後尾に落ちたため、アストンマーティンのふたりは20番手の座をかけてバトルを演じた。

「僕たちは“アストンマーティン・ホンダ選手権”をしていて、30周くらいバトルをしていた。楽しかったよ」

 記者団の取材でそう語っていたストロール。F1 TVに対してもこう話している。

「ペースは遅くて最後尾争いだったけど、それでも楽しめた。鈴鹿は走っていて最高なコースだからね。最後まで走り切れなかったのは残念だよ」

 開幕から異常振動の問題に苦しめられてきたアストンマーティンとホンダは、様々な対策を講じてきた結果、バッテリーへの振動の改善に関しては一定の成果を得ている。一方でドライバーに伝わる振動や、パワーユニット全体の信頼性に関しては依然として課題があるとしているが、日本GPの金曜日に新アイテムを投入するとアロンソが「振動がほとんどなくなった」とフィードバックするなど(信頼性への懸念から予選・決勝では投入せず)、確かな進歩も生まれている。

 アロンソはチームの進歩について次のように語った。

「オーストラリアではレースを完走できないと100%確信していた。次の中国では95%は無理だと思っていた。そして3戦目でついに完走できた」

「望んでいるようなペースではないけど、ある程度進歩はあるし、チームも改善に向けて取り組んでいる。これは両ファクトリーの士気を高める第一歩になるといいね」

Additional reporting by Jake Boxall-Legge

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