巨人が野手4人を入れ替え今季最多16安打、浦田俊輔・佐々木俊輔・増田陸…定位置うかがう若手たち躍動

4回無死1塁、2ランを放った増田陸(4日)=大石健登撮影
巨人8-4DeNA(セ・リーグ=4日)――巨人が逆転勝ち。四回に増田陸の2ランで追いつき、五回に岸田の犠飛で勝ち越し。その後もキャベッジの2ランなど16安打で打ち勝った。DeNAは入江が崩れた。

4回無死、安打を放つ佐々木(4日)=片岡航希撮影
開幕8試合目、なかなか状態が上がらないベテランの坂本、松本がスタメンを外れ、前日の先発から野手4人を入れ替えた巨人打線がつながった。初回に3点を先行された劣勢をはね返す力となったのは、定位置をうかがう若手たちだ。

4回無死1塁、2ランを放つ増田陸(4日)=片岡航希撮影
2点を追う四回、松本に代わって中堅に入った佐々木が2打席連続となる安打で出塁し、打席に増田陸。坂本が外れた三塁にダルベックが回り、一塁で先発起用された右打者は「今は使ってもらっている立場。何とか結果を出したい」と必死だった。2球で追い込まれながらも、4球目のフォークボールに食らいつき、左翼スタンドへ運ぶ同点2ランとした。

3回無死、2塁打を放つ浦田(4日)=片岡航希撮影
勢いづく打線は五、六回に計4点を奪って突き放し、終わってみれば今季最多16安打、8得点。2安打2打点の増田陸、自身初の1試合4安打をマークした佐々木だけでなく、初めて1番を任された浦田も4度の出塁で2得点と気を吐き、訪れたアピールの機会を逃さずに起用に応えた。「外野の1枠に自分の名前が残るように少ないチャンスをものにしたい」と佐々木が言えば、増田陸は「スタメンでもベンチでも、フィールドに立ったら熱く、必死にプレーするだけ」とさらなる奮起を誓う。
目をぎらつかせる若い選手の突き上げを、「(増田陸、佐々木は)状態も良さそうなのでね。これを続けるのが難しいんだけど、貪欲にやってほしい」と阿部監督は歓迎する。目の前のワンプレーに必死な若手が試合で残す一つ一つの足跡が、ベテランを巻き込んだ競争を生み出し、チームを活性化させていく。(緒方裕明)
巨人・阿部監督 「最初に点を取られたけれど、追いついてすぐに逆転して、いい流れになった。(起用に応えた若手は)ここからどんどんチャンスをものにして、いい競争になればいいなと思う」