【お金が逃げる人の特徴】なぜか貯まらない人たちの「3つの共通点」と20歳代から70歳代の平均貯蓄額・中央値
単身世帯・二人以上世帯で異なる貯蓄事情

【お金が逃げる人の特徴】なぜか貯まらない人たちの「3つの共通点」と20歳代から70歳代の平均貯蓄額・中央値
5月に入り、自動車税の納付書が手元に届くなど、何かと「税金や固定費」を意識する機会が増えていませんか。
物価の上昇も続くなか、予期せぬ出費や将来の備えに対して「今のままで大丈夫かな」と漠然とした不安を抱くこともあるかもしれません。
本記事では、J-FLECの最新データを紐解き、同世代の世帯が実際にいくら貯めているのか、その「平均」と「中央値」の差を見ていきます。
さらに、せっかくの収入を逃してしまう人に共通する3つの特徴についても解説します。連休明けのこのタイミングを、お金が逃げていかない家計へ作り変えるきっかけにしていきましょう。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
みんなの貯蓄はどれくらい?年代別の「平均値」と「中央値」
ここでは、J-FLEC「家計の金融行動に関する世論調査」をもとに、それぞれの年代の貯蓄額について確認します。(※金融資産を保有していない世帯も含みます)
※金融資産保有額には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含まれます。また、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
《単身世帯》年代別「貯蓄の平均と中央値」

《単身世帯》年代別の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯も含む)
「単身世帯」の貯蓄状況をみてみましょう。
・20歳代:平均255万円/中央値37万円
・30歳代:平均501万円/中央値100万円
・40歳代:平均859万円/中央値100万円
・50歳代:平均999万円/中央値120万円
・60歳代:平均1364万円/中央値300万円
・70歳代:平均1489万円/中央値500万円
《二人以上世帯》年代別「貯蓄の平均と中央値」

《二人以上世帯》年代別の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯も含む)
「二人以上世帯」の貯蓄状況をみてみましょう。
・20歳代:平均525万円/中央値125万円
・30歳代:平均1096万円/中央値311万円
・40歳代:平均1486万円/中央値500万円
・50歳代:平均1908万円/中央値700万円
・60歳代:平均2683万円/中央値1400万円
・70歳代:平均2416万円/中央値1178万円
「平均値」は一部の富裕層が数値を大きく引き上げているため、より実態に近い「中央値(データを小さい順に並べてちょうど真ん中にくる金額)」と比べると、金額に大きな差があることがわかります。
また、単身世帯の中央値は二人以上世帯よりもかなり低い水準にとどまっており、同じ年代でも世帯構成によって「貯蓄のスタンダード」は大きく異なると言えます。
なぜ貯まらない?お金が逃げていく人の「3つの共通点」
「気づいたらお金がなくなっている」「なぜかお金が貯まらない」という悩みは、本当に多くの人が抱える身近なものです。
お金がいつの間にか逃げていく人たちの行動には、いくつかの共通したパターンが潜んでいます。主な共通点を整理してみましょう。
自分の「現在地」となる収支を把握していない
最も大きな原因は、自分の「現在地」となる収支を把握していないことです。
毎月いくら入ってきていくら使っているのかという大まかな流れを知らず、クレジットカードの請求額や銀行の残高を見るのを無意識に避けてしまう傾向があります。
結果として、「何に使ったか思い出せないけれどお金がない」という使途不明金を生み出すことになりがちです。
「小さな出費」が意外と多い
毎日なんとなく立ち寄るコンビニでの数百円の買い物や、時間外のATM手数料、契約したまま放置しているサブスクリプションの月額料金など…心当たりはありませんか。
1回あたりの金額は小さくても、これらは家計の「見えない穴」となり、積もり積もってまとまったお金を静かに奪っていきます。
また、感情や他人の目に振り回されてお金を使ってしまうケースも少なくありません。仕事のストレスや疲れから「自分へのご褒美」と称して突発的な浪費を繰り返したり、純粋に自分が欲しいからではなく「他人に良く見られたい」「SNSで注目を集めたい」という見栄のために買い物をしたりすると、出費は際限なく膨らむことになります。
「あるだけ」使ってしまう
「月末に余った分を貯金しよう」と考えていると、結局は手元にある分を使い切ってしまいます。
また、今すぐ必要ではないのに「セールで安いから」「ポイントがつくから」という目先のお得感に流されて買ってしまうのも、お金が手元に残らない人の典型的な特徴です。
お金を貯めるには、「先取り貯蓄」などで最初から貯蓄分を分けておく仕組みづくりが重要です。
【まとめ】お金を貯める第一歩は「現状把握」から
平均値や中央値のデータから、貯蓄の実態は世帯や年代によって大きく異なることが見えてきました。「周りがこれくらい貯めているから」と焦る必要はありませんが、将来に備えるためにはご自身のペースで資産形成を進めることが大切です。
お金が逃げていく流れを断ち切るためには、まずは家計簿アプリなどを活用し、「自分が何にお金を使っているのか」を知る現状把握から始めてみましょう。
小さな無駄を見直し、先取り貯蓄を習慣化することが、確実な資産形成への第一歩となります。
参考資料
・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
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