【日本の富裕層】純金融資産1億円超の割合は? 急増する「いつの間にか富裕層」の実態とカード決済で急増した課金先とは

富裕層のカード決済で「AI関連支出」が前年比542%に

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【日本の富裕層】純金融資産1億円超の割合は?急増する「いつの間にか富裕層」の実態とカード決済で急増した課金先とは

日本の富裕層は、実はそれほど遠い存在ではありません。

純金融資産1億円以上を持つ富裕層は、経営者だけでなく、会社員でも到達するケースが珍しくありません。

近年は世帯数の増加に加え、資産の築き方や消費の傾向にも変化が見られます。

本記事では、日本の富裕層の実態と最新の消費動向について紹介します。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

日本の富裕層は全体の何%?約165万世帯の実態

株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」のデータをもとに、日本の富裕層の実態を紹介します。

富裕層・超富裕層の定義は資産1億円以上

世帯の純金融資産保有額は、以下のように分類されます。

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世帯の純金融資産保有額

【世帯の純金融資産保有額における分類】

・超富裕層:5億円以上

・富裕層:1億円以上5億円未満

・準富裕層:5000万円以上1億円未満

・アッパーマス層:3000万円以上5000万円未満

・マス層:3000万円未満

【純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数】

・超富裕層:135兆円(11万8000世帯)

・富裕層:334兆円(153万5000世帯)

・準富裕層:333兆円(403万9000世帯)

・アッパーマス層:282兆円(576万5000世帯)

・マス層:711兆円(4424万7000世帯)

このうち、富裕層と超富裕層をあわせると、165万3000世帯となります。

全体世帯に対する割合は約3%が富裕層・超富裕層

総世帯数(約5570万世帯、同レポートより)に対して富裕層・超富裕層の世帯数を算出します。

165万3000世帯÷5570万4000世帯×100≒2.97%

日本の世帯のうち、約3%が富裕層・超富裕層に該当します。

過去からの増加トレンド

富裕層は長期的に増加傾向にあります。

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日本の富裕層・超富裕層

2023年

・超富裕層:11万8000世帯

・富裕層:153万5000世帯

2021年

・超富裕層:9万世帯

・富裕層:139万5000世帯

2019年

・超富裕層:8万7000世帯

・富裕層:124万4000世帯

世帯数は右肩上がりで増加しています。

なぜ富裕層は増えているのか

富裕層が増加している背景には、複数の要因があります。

・株価上昇や投資信託の拡大

・円安による外貨資産の価値上昇

・相続による資産の移転

これらが重なり、資産規模が押し上げられています。

「いつの間にか富裕層」という新しい層も増えている

近年は、会社員であっても資産運用によって富裕層に到達するケースが増えています。

NISAや従業員持株会、確定拠出年金(DC)などを活用し、気づかないうちに資産が1億円を超える例が報告されています。

一方で、金融知識が十分でないまま資産が増えているケースもあり、資産規模と金融リテラシーにギャップがある点も特徴です。

富裕層のカード決済、利用急増の注目は「OpenAI」

ここからは、ラグジュアリーカード調べによる「ラグジュアリーカード|新富裕層の消費動向調査」のデータをもとに、 富裕層の消費動向を見ていきましょう。

【ラグジュアリーカード利用データ調査】

・調査対象期間:2025年1月1日~2025年12月31日

・調査対象:期間中のラグジュアリーカード(チタンカード、ブラックカード、ゴールドカード、ブラックダイヤモンド)、提携カードを除く ※人数非公開

OpenAIへの決済額が急拡大した背景

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OpenAI

ラグジュアリーカードの利用データによると、AI関連支出が急拡大しています。なかでもOpenAIへの決済額は、前年比542%と大きく伸長しました。

利用者は主に経営者や高所得層で、ビジネスでの実務活用が進んでいるとみられます。

また、配車アプリやフードデリバリーの利用も増加しており、これらに共通するのは時間を効率化する支出である点です。

富裕層がAIに投資する理由

AIへの投資が拡大している背景には、「時間」と「生産性」を重視する価値観があります。

AIの活用により、業務の効率化や意思決定の迅速化が進み、結果として利益向上を図る動きが見られます。外注していた業務を内製化できる点も、大きなメリットです。

そのためAIは単なるコストではなく、生産性を高める投資として捉えられています。

まとめにかえて

富裕層の増加は、資産形成のあり方が変化していることの表れともいえます。

今後は「何を持つか」だけでなく、「どう時間を使うか」が重要な価値基準となるでしょう。

自分の時間をどこに使い、何に投資するかを見直すことが、これからの選択の軸になります。

参考資料

・株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」

・株式会社野村総合研究所「NRI富裕層推計2023 ~富裕層増加のトレンドと注目セグメント 」

・ラグジュアリーカード合同会社「【ラグジュアリーカード|新富裕層の消費動向調査】若年層・地方も伸長し、会員数は過去最大の増加を記録。AI利用や円安下の旅行消費、法人決済の拡大など最新調査を発表。」

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