小田急、80000形の詳細設計実施・5000形追加投入・3000形一部更新へ 26年度設備投資計画

小田急の新たなロマンスカー「80000形」イメージ

小田急電鉄は、2026年度の鉄道事業設備投資計画を発表しました。投資総額は586億円で、車両関連では通勤車両「5000形」の新造、「3000形」のリニューアル、新型ロマンスカー「80000形」の詳細設計、大野総合車両所の移転計画、ワンマン運転に向けた車両改造が盛り込まれています。

5000形は、10両1編成と8両2編成が新造されます。車内には車両間の仕切り扉、荷棚、座席横の袖仕切り部に大型強化ガラスが採用され、天井埋め込み形のLED照明が設けられています。全車両には、車いすやベビーカーの利用に対応するスペースと防犯カメラが設置されます。

小田急5000形(2代) 2026年05月05日撮影

©レイルラボ おばあさん

3000形は、6両3編成がリニューアルされます。全車両に車いすやベビーカーの利用に対応するスペースが設けられます。防犯カメラは、映像を運輸司令所など離れた場所からリアルタイムで確認できる機能を備えます。

小田急3000形 2026年04月12日撮影

©レイルラボ yumaちゃんさん

特急車両では、新型ロマンスカー「80000形」の詳細設計が実施されます。80000形は、ロマンスカー・EXE「30000形」の代替車両で、引退したVSE「50000形」の後継と位置付けられています。就役は2029年3月の予定です。

車両基地関連では、相模大野にある大野総合車両所の移転計画が進められます。新たな総合車両所は伊勢原〜鶴巻温泉間で整備が進められており、2026年度は用地取得に関する手続きと詳細設計が実施されます。

新たな総合車両所イメージ

©小田急電鉄

このほか、小田急電鉄は2030年ごろから新宿〜相模大野間でワンマン運転を開始する計画です。2026年度は、扉操作や出発操作、放送に対応するための車両改造などが実施されます。安全対策では、経堂駅と和泉多摩川駅でホームドアの供用が2026年度中に開始されます。

関連記事

東急の2026年度設備投資計画、過去最高の約511億に 6020系は8編成を追加投入

JR東日本255系、26年夏の臨時列車「わかしお」に投入

JR東海の本気 “観光列車級”次世代振子制御の特急385系が初公開【動画付き】