アストンマーティン・ホンダ、カナダで躍進!スプリント予選でSQ1突破……しかしアロンソがクラッシュ「それまでは期待以上の走りができた」

 今季開幕から厳しい戦いを強いられてきたアストンマーティン・ホンダ。しかしここカナダでは、大きな改善の兆しを見せた。

 開幕2戦では満足に走れず、第3戦日本GPでは完走こそできたものの、ライバルには全く太刀打ちできなかったアストンマーティン・ホンダ。前戦マイアミGPでは新規参入のキャデラックとバトルを繰り広げたものの、それ以外のチームとは依然大きな差があるように見えた。

 しかしカナダGPでは、アストンマーティンのパフォーマンスは大きく前進した。ほとんどのチームは、今回のカナダもしくは前回のマイアミに大規模なアップデートパーツを投入した。しかしアストンマーティンはまったくアップデートを投入していないにも関わらずだ。

 チームとホンダはカナダGPを前に、信頼性とドライバビリティの改善を行なってきたと説明していたが、それが功を奏して本来のパフォーマンスを発揮できるようになりつつあるといったところであろう。

 アロンソはフリー走行1回目を10番手、その後に行なわれたスプリント予選は14番手となり、SQ1突破を果たした。ただそのSQ1でさらなるタイム向上を目指した結果、ターン3のブレーキングをミスしてロックアップ。ウォールに激突してしまった。SQ1突破を果たしたものの、SQ2でアタックすることはできなかった。

「残念ながら、ターン3でフロントタイヤをロックさせてしまった。僕にはどうすることもできなかった」

 アロンソはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた、

「あのアクシデントまでは予想以上の走りができていた。明日のスプリントと予選で、そこから何か学べることを願っている」

 一方でチームメイトのランス・ストロールは、SQ1を18番手敗退。ただこれは、アロンソのクラッシュによって出された赤旗中断からの再開後、少なかった残り時間ではしっかりタイヤを温めることができなかったからという理由もあるという。

「赤旗中断の後、最後のアタックを走るためにできる限りのことをした」

 そうアロンソは語った。

「でも、ピットレーンで待っていたためタイヤが冷えてしまい、ラップタイムを更新できなかった。まあこういうこともある」

「データを分析して改善点を見つけて、明日少しでも前進できればと思っている」

 カナダGPの土曜日には100kmのスプリントレースと、決勝に向けた予選が行なわれる。 そこでアストンマーティン・ホンダがどんなパフォーマンスを見せるのか、注目される。

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