外国人観光客が「いない」2つの場所

体感では、半分以上が外国人のような印象。
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編集部のある渋谷。逗子暮らしが長い友人が渋谷に来て、「外国人ばかり」と驚いていました。私たちは慣れてしまいましたが、言われてみれば渋谷に限らず都心の繁華街は外国人を見ない場所の方が珍しいほど。
「外国人がいない場所探し」をしているわけではありませんが、最近出かけて2カ所、外国人がいない場所を見つけました。
「文学フリマ」には外国人がいない
一つは、5月連休中に出かけた文学フリマ東京。小説や詩などの作り手が作品を直接販売する展示即売会です。会場の東京ビッグサイトには人が溢れ、想像以上の賑わい。文字がベースの商品を販売する場なので、外国人がほぼゼロなのは納得でした。
もう一つは、日本橋兜町。気になる雑貨店があって出かけて驚きました。 金融街の古い建物にカフェがいくつもでき、感度の高そうな20代から30代と思しき日本人で行列ができていたのです。「日本のウォール街」のイメージは一変しました。

日本橋兜町で人気のあったカフェ。
外国人が考える「日本らしさ」とは
ここでも外国人はほぼゼロ。私たちが見ると大正、昭和レトロで面白いと思える風景も、彼らにはニューヨークやロンドンの金融街の延長線に映り、彼らの考える「日本らしさ」がないからではないか。それが今のところの私の仮説です。

兜町と聞いて浮かぶイメージ通りの建物も健在。
文学フリマと兜町という全く関係のない場所ですが、改めて感じたのは、世界が求める「アニメ・ゲーム・伝統文化」という記号化された日本と、私たちの日々の暮らしのギャップです。 私たちが今、自然に楽しんでいる消費やコミュニティの中に、数年後に世界から「次のクール・ジャパン」として発見されるカルチャーの種が隠されているのかもしれません。