【新NISA】50歳→65歳まで「毎月5万円」を15年間積み立てたら資産はいくらになる?想定利回り(年率)が1%~5%で試算
新NISAを理解する6つの要点

【新NISA】50歳→65歳まで「毎月5万円」を15年間積み立てたら資産はいくらになる?想定利回り(年率)が1%~5%で試算
5月の大型連休も終わり、日々の生活が戻ってきた頃でしょうか。
クレジットカードの利用明細などを確認し、家計の見直しを検討している方もいるかもしれません。
特に、子育てや住宅ローンが落ち着きを見せる50歳代は、これまでの家計からご自身の将来に向けた資産形成へと目を向ける良い機会です。
この記事では、利益が非課税になる「新NISA」の仕組みを改めて確認します。
あわせて、50歳から65歳までの15年間、毎月5万円を積み立てた場合のシミュレーション結果も具体的にご紹介します。
老後の生活に備えるための資産形成について、一緒に考えていきましょう。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISAのメリットとは?開始から約2年、非課税投資の基本をおさらい
個人の資産形成を支援する目的で2014年に始まったNISA(ニーサ)制度。
その後、制度内容が大幅に改定され、2024年から始まった「新NISA」は、開始から約2年が経ちました。
この制度を活用する最も大きな利点は、投資によって得た利益に税金がかからない「非課税」であることです。
・通常の投資口座:株式の売却益や配当金に対し、約20%の税金が課されます。
・NISA口座:利益に対して税金がかからないため、得られた利益をそのまま受け取ることが可能です。

新NISA「非課税」のしくみ
手元に残る金額に大きな違いが生まれる魅力的な制度ですが、新NISAには投資可能な上限額や購入対象商品に関して、いくつかのルールが定められています。
これから利用を検討する方は、事前に制度の詳しい内容を把握しておくことが重要です。
新NISAを理解する6つの要点
新NISAの仕組みを把握するための主なポイントとして、以下の6点が挙げられます。

【新NISA】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の特徴
・非課税で保有できる期間に上限はありません。
・「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は一緒に利用できます。
・年間に投資できる上限額は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円です。
・生涯にわたる非課税保有限度額は合計1800万円で、そのうち成長投資枠で利用できるのは1200万円までです。また、この非課税枠は売却すれば再利用が可能です。
・つみたて投資枠で購入できるのは、長期の積立・分散投資に適していると国が定めた基準を満たす一部の投資信託です。
・成長投資枠では、上場株式や投資信託など、より幅広い商品が投資対象となります。
「投資」というと、「ある程度まとまったお金がないと難しいのでは」と感じ、敷居が高いと考える方もいるかもしれません。
しかし実際には、500円や1000円といった少額からでも気軽に始められる金融商品が数多く存在します。
新NISAを利用すれば、このような少額からの投資でも非課税のメリットを十分に受けられるため、投資が初めての方でも始めやすい制度といえるでしょう。
では、毎月一定額を継続して積み立て投資に回した場合、将来の資産はどの程度になるのでしょうか。
次の章で、具体的なシミュレーションを用いて見ていきましょう。
50歳から65歳まで毎月5万円を新NISAで積立投資した場合のシミュレーション
それでは、50歳から65歳までの15年間にわたり、新NISAを利用して毎月5万円を積み立てると、資産はどのくらいになるのでしょうか。
金融庁の「つみたてシミュレーター」を参考に、想定利回り(年率)が1%から5%までの各ケースについて確認します。
・50歳から65歳までの15年間で資産形成を行う
・毎月の積立金額は5万円
・想定利回りを年率1%~5%の範囲で試算
シミュレーション結果:月5万円を15年間、年利1%~5%で運用すると?
【新NISA】想定利回り別「月5万円」積立投資シミュレーション結果

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」をもとにLIMO編集部作成
想定利回りごとの資産評価額(投資元本900万円)
・年率1%の場合:970万6000円
・年率2%の場合:1048万6000円
・年率3%の場合:1134万9000円
・年率4%の場合:1230万5000円
・年率5%の場合:1336万4000円
毎月5万円の積立投資を15年間継続すると、資産総額が1000万円を超える可能性があることがわかります。
投資元本の合計は900万円ですが、運用成果によっては、約70万円から最大で436万円程度の利益が期待できる計算です。
ただし、投資には元本割れのリスクも存在します。
一般的に、期待できるリターンが高いほど価格変動のリスクも大きくなる傾向があるため、注意が必要です。
まとめ:50歳代からの資産形成、焦らず着実に始めるために
今回は、50歳代から始める新NISAの活用法と、15年間の積立シミュレーションの結果について見てきました。
シミュレーションが示すように、15年という時間を活用することで、月々5万円の積立でも1000万円以上の資産形成を目指せる可能性があります。
もちろん、投資には価格が変動するリスクが伴います。
だからこそ、「少額から始める」「無理のない金額で」「長期的に継続する」という3つのポイントが大切になります。
50歳代からの資産形成は、決して遅すぎるということはありません。
将来のセカンドライフをより豊かにするために、まずはご自身のペースで、焦らず始めてみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
・金融庁「つみたてシミュレーター」
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