【2026年6月発行】金利上昇が続く「個人向け国債」の最新金利とメリット・デメリット! 変動10年と固定5年・3年の選び方を詳しく解説
一番人気は応募額2倍以上の『固定5年』?金利上昇局面での変動と固定の選び方のヒントや、元本割れなしの安全な資産運用のコツをチェック

【2026年6月発行】金利上昇が続く「個人向け国債」の最新金利とメリット・デメリット!変動10年と固定5年・3年の選び方を詳しく解説
2026年5月募集・6月発行分の個人向け国債は、4月に続き適用金利が上昇しています。
個人向け国債は安全性が高く元本割れのリスクがない商品として人気ですが、変動金利・固定金利のどちらを選ぶべきか悩んでしまう人も多いでしょう。
今回は個人向け国債の最新金利やメリット・デメリットのほか、「変動10年・固定5年・固定3年」の選び方についても詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
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そもそも「個人向け国債」とは?

個人向け国債とは
「個人向け国債」とは、原則として個人投資家のみが購入できる国債です。
日本政府が発行しているため安全性が高く、初心者でも挑戦しやすい投資商品として知られています。
個人向け国債には、以下の3種類があります。

個人向け国債の種類
・変動金利10年満期
・固定金利5年満期
・固定金利3年満期
変動金利は半年ごとに適用金利が見直されますが、固定金利は国債購入時の金利が満期まで変わらない点が特徴です。
また、どの商品も利子は半年ごとの支払いとなります。
【最新版】「個人向け国債」の金利情報
個人向け国債の金利は、毎月の募集ごとに見直されています。
2026年5月募集・6月発行分の個人向け国債の金利は、以下のとおりです。

2026年5月募集分の個人向け国債の金利
・変動金利10年満期:1.67% ※半年ごとに見直し
・固定金利5年満期:1.89%
・固定金利3年満期:1.57%
2026年4月の金利は?
2026年4月の金利と比較すると、5月分はどの商品も金利が上昇していることがわかります。
〈2026年4月分の個人向け国債の金利〉
・変動金利10年満期:1.55%(5月:+0.12%)※半年ごとに見直し
・固定金利5年満期:1.79%(5月:+0.10%)
・固定金利3年満期:1.51%(5月:+0.06%)
昨今の金利上昇トレンドを受けて、個人向け国債の金利も上昇傾向にあります。
「個人向け国債」のメリット・デメリットとは?
個人向け国債は安全性が高く、堅実に資産を運用したい人に向いている商品です。
ここでは、個人向け国債のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
個人向け国債のメリット
個人向け国債のメリットは、以下のとおりです。
・元本割れのリスクがない
・国が発行していることから安全性・信頼性が高い
・年率0.05%の最低金利保証がある
・1万円から購入できる
・毎月発行されているため好きなタイミングで始めやすい
・発行後1年が経過すれば1万円からの中途換金も可能
投資商品にはリスクがつきものですが、個人向け国債は日本が破綻しない限りは元本割れのリスクがありません。
リスクが小さい分、他の投資商品と比較するとリターンも小さいですが、「普通預金に入れたままのお金を少しずつでも増やしたい」「コツコツと堅実に運用したい」という場合におすすめです。
さらに、個人向け国債は、発行後1年が経過したあとは中途換金も可能です。
ただし、中途換金時には直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれる点に注意しましょう。
個人向け国債のデメリット
先述の通り、個人向け国債はローリスク・ローリターンな商品です。
株式や投資信託のような大きな利益は期待しにくいため、その点を理解したうえで購入しましょう。
また、固定5年・固定3年を選択した場合、発行時の金利が満期まで適用されます。
金利上昇局面でもその恩恵を受けられないため、機会損失につながるとも考えられるでしょう。
では、「変動10年」と「固定5年・3年」ではどちらを選択するのがよいのでしょうか。
次章では、変動・固定の選び方について解説します。
【変動vs固定】どちらを選ぶべき?
個人向け国債を購入する際、どの商品を選ぶべきか悩んでしまう人は多いでしょう。
「変動10年」と「固定5年・3年」のそれぞれの選び方は、以下のとおりです。
【変動10年を選択するのが向いているシーン】
・インフレ・金利上昇局面による恩恵が期待できるとき
・長期間使う予定がない資金があるとき
【固定5年・3年を選択するのが向いているシーン】
・3年〜5年以内に使う予定がある資金を運用したいとき
・購入時点で金利や利息を確定させたいとき
・金利の低下リスクを避けたいとき
また、変動と固定を組み合わせて購入し、金利変動リスクを分散するのも1つの方法です。
実際に一番買われている個人向け国債の種類は?
財務省が2026年5月11日に発表したデータによると、2026年4月時点における個人向け国債の種類別の応募額は以下のようになっています。

個人向け国債の種類別の応募額
・変動金利10年満期:2356億円
・固定金利5年満期:5272億円
・固定金利3年満期:1807億円
もっとも人気が高いのは固定5年であり、次に応募額が多い変動10年と比較しても2倍以上の差があります。
理由の1つとして、足元では固定5年の金利が3種類の中でもっとも高い水準であることが挙げられるでしょう。
おわりに
今回は、個人向け国債の最新金利を紹介するとともに、国債のメリット・デメリットや変動金利と固定金利の選び方などを詳しく解説しました。
個人向け国債を含む金融商品を購入する際は、運用の目的やご自身のリスク許容範囲、資金の将来的な使い道などを考慮して商品を選択することが重要です。
個人向け国債はローリスク・ローリターン商品の代表格ともいえるため、堅実に資金を育てたい人や、元本割れリスクに抵抗がある人に向いているでしょう。
まずはご自身の資産状況やライフプランを明確にしたうえで、自分に合った運用方法について考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・財務省「個人向け国債」
・財務省「変動10年(第193回)の発行条件」
・財務省「固定5年(第181回)の発行条件」
・財務省「固定3年(第191回)の発行条件」
・財務省「個人向け国債の応募額(令和8年4月)」
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