60人分6品75kgをわずか1時間で?高砂部屋の“時短料理” すぐマネしたい時短テクニックの秘密はドレッシング

60人分6品75kgをわずか1時間で?高砂部屋の“時短料理” すぐマネしたい時短テクニックの秘密はドレッシング
6月16日放送の『有吉ゼミ』は、グルメすぎると話題の高砂部屋に密着。時短料理を得意とする27歳の若きちゃんこ長・朝心誠(あさしんじょう)のテクニックにスタジオが驚いた。
昨今、外国人観光客に相撲部屋ツアーが大人気。連日50人越えの超満員で、予約は2か月前に埋まってしまうそうだ。なんとこの日は観光客だけでなく、後援会の人々も高砂部屋を訪問。稽古を終えた朝心誠は、所属力士26人と30人を超える後援者の食事を作らなければならないのだが、稽古が終わったのは昼食の1時間前。この短時間で60人前を作れるのか?
まず取りかかったのは韓国料理の『チャプチェ』。まずはマロニーを茹(ゆ)でる。その茹で上がりの重量は約4.5kgにもなるという。続いて牛肉、ニンジン、新玉ねぎを炒(いた)めたらニラを加え、タレを投入して先ほど茹でたマロニーを混ぜる。市販の焼肉のタレにコチュジャンと砂糖を足し、韓国風に甘辛さを出す。塩味やうまみがバランスよく配合された焼肉のタレを使うことで、本格的な韓国風旨辛ダレに。『チャプチェ』10kgはたった10分で完成。

同時進行で『旨辛ちゃんこ 辛寄せ鍋』も調理。白だしとみりんをベースに、キムチの素を入れて辛味を出す。野菜、キノコ、ウィンナーやちくわが入った鍋が35kg。調理開始から15分であっという間に2品目を完成させた。

さらに、先ほど完成したチャプチェは春巻きの具としても活用。パリパリの衣とチャプチェのもっちり食感のコントラストが絶妙な『チャプチェ春巻き』を80個揚げ、3品目も完成。

■時短のコツは“玉ねぎドレッシング”

さらにあと3品を作る。ところがここでハプニングが。新弟子たちに買い物を頼んでいたのだが、冷凍サケを買い忘れてしまっていたことが判明。すぐに買いに走る新弟子。その間もお客さんは増えていくが、朝心誠は黙々とちゃんこを作る。しかし残り時間も30分しかないピンチに。
冷凍サケを待つ間に作るのは『照り焼き風チキンソテー』と『肉じゃが』。『照り焼き風チキンソテー』の味付けのために用意したのは和風玉ねぎドレッシング。「玉ねぎが結構入ってるんで、お肉と玉ねぎで柔らかくなるんで、あと塩こしょうだけで大丈夫ですね」と朝心誠。
味付けした鶏肉を寝かせている間に肉じゃがを調理。ここにも和風玉ねぎドレッシングを投入。ドレッシングは玉ねぎやたまり醤油(じょうゆ)の甘みが凝縮されているため、難しい煮物の味付けがしっかり決まるそうだ。「みりんとドレッシングの甘さで十分肉じゃがの味になる」という。

やがてサケも到着。『ちゃんちゃん焼き』調理に取りかかる。サケに塩こしょうで下味をつけたら、これにも玉ねぎドレッシングをぶっかけ。玉ねぎドレッシングの酸味でサケのうまみと香りが引き立ち奥深い味わいに。仕上げにマヨネーズをかける。塩味や甘みをドレッシングで引き出し、マヨネーズのコクを加えて味噌(みそ)を使わなくても奥深い味わいに。
最後に味付けして寝かせていた鶏肉を焼いて『照り焼き風チキンソテー』が完成。これで60人分のランチ、総重量75kgが完成。

朝心誠の時短メニューを食べたお客さんは「チャプチェと春巻きで別の1品になってる。めっちゃおいしいです」「このアイデアいただいた」と大満足。力士たちも爆食。「味付けがめっちゃうまい。これは店で出せる」と絶賛だった。

朝心誠の時短テクニックは大阪場所でも発揮された。今場所は、昨年7月に左膝の大ケガを負った大関経験者・朝乃山の復帰の舞台。朝乃山は「結果求められますからね、立場的にも。いっぱい食べて、いっぱい勝てるようにします!」と意気込む。この日は60人前の大阪名物を1時間で作ることに。

まず作るのは『肉吸い』。味付けは白だし1本のみ。「十分です。牛のうまみで完成できる。時短につながります」と朝心誠。そこに木綿豆腐8丁を入れ、たった5分で15kgの肉吸いが完成。
さらに牛すじを味噌とコチュジャンで煮込んだ『どて焼き(牛すじ煮込み)』を煮込んでいる間に、ホルモンを素揚げし、みりん、白だし、めんつゆで味付けしたスープに投入。うどんを入れれば『かすうどん』に。15kgがわずか10分で完成。
そして市販の焼肉のタレで味付けした『ホルモン焼きそば』に、豚肉の代わりに素揚げした冷凍シュウマイを使った『酢豚』や『豚みそちゃんこ鍋』も完成。60分で計6品、総重量約90kg越えの料理を作り上げた。
こうして望んだ大阪場所。復帰場所となった朝乃山は三段目で7戦全勝し見事優勝を果たした。
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