寒い日は、あったかいスープがうれしい!食べ応えも十分、旬のうまみが詰まった3品のレシピ

 寒くなってくると温かいスープが恋しくなります。季節の風味がぎっしり詰まったスープは一さじ口に含むだけで幸せな気持ちにさせてくれるもの。今回は『講談社版 お料理家計簿2026』から、料理研究家・鈴木薫さんのスープのレシピをご紹介します。

 

【紹介するレシピはこの3品】

・かきのミルクスープ

・タッコムタン

・ラムと白菜のスープ

 
 

【この記事のレシピの決まり】カップ=200cc、大さじ=15ml、小さじ=5mlです。

 
 

かきのミルクスープ

寒い日は、あったかいスープがうれしい!食べ応えも十分、旬のうまみが詰まった3品のレシピ

 

季節の変わり目で疲れが出やすい時期におすすめの、滋養によいといわれるかきと大根を牛乳で煮るだけのシンプルなスープ。バターでこくを出しますが、とろみをつけないので重たすぎず、すっと胃に収まります。かきは弱火でふっくらと火を通すのがポイントです。

 材料(2人分) 

かき(加熱用)……6個

大根……4cm(100g)

水……カップ1

牛乳……カップ1

バター……大さじ1

塩、胡椒……各適量

パセリの葉先……適量

クラッカー……適量

 作り方 

① 大根の皮をむき、1cm角に切る。かきは流水でよく洗い、水けをふく。

② 鍋に分量の水と大根を入れて中火にかけ、煮立ったら大根が柔らかくなるまで弱火で5分ほど煮る。

③ ②に牛乳を加え、沸騰する直前にバターとかきを加え、弱火で5分ほど煮る。塩、胡椒で味を調える。

④ 器に盛り、パセリを散らし、クラッカーを添える。

タッコムタン

 

骨つきの鶏肉をコトコト煮込んだスープは韓国では寒い季節に欠かせない伝統的な料理。韓国唐辛子やにんにく、醬油などを合わせたタテギと呼ばれる万能だれや、塩など、お好みの風味をプラスして食べるのも楽しみの一つです。ご飯に合わせてどうぞ。

 材料(作りやすい分量) 

鶏もも骨つき肉……約600g

A

|玉葱……1個

|にんにく……4かけ

|長葱の青い部分……1本分

|酒……カップ1/4

|塩……小さじ1

|水……カップ4

長葱の小口切り……1/2本分

ご飯……適量

キムチ、カクテキ……各適量

塩……適量

タテギ

|醤油、砂糖……各小さじ2

|ごま油、おろしにんにく……各小さじ1

|韓国唐辛子、すり白ごま……各大さじ1

 

 作り方 

① Aの玉葱は四つ割りにする。にんにくは皮をむいて軽くつぶす。

② 鍋に鶏肉とAを入れて、中火にかける。煮立ったらあくを除き、ふたをして弱火で1時間30分ほど煮る。

③ 鶏肉を取り出し、スープは別の鍋にこし入れる。鶏肉の骨をはずして肉を細かくほぐし、長葱と共にスープに加えてさらに15分ほど煮る。

④ タテギの材料は混ぜ合わせる。

⑤ 器に③を盛り、ご飯を添える。④とキムチ、カクテキ、塩をスープに加えながら食べる。

ラムと白菜のスープ

 

焼いたラムと白菜などの野菜を交互に鍋に入れ、レーズンと緑オリーブを散らしてじっくり煮込んだスープです。ラムチョップを使うから骨からもうまみが出て味わい深い一皿に。ワインによく合います。

 

 材料(2人分)

ラム(骨つき)……4本

白菜……1/4個

玉葱……1個

セロリの茎……1本

にんにく……1かけ

白ワイン……1/2カップ

A

|レーズン……大さじ2

|緑オリーブ……10個

コンソメスープの素……1個

水……2カップ

オリーブ油……大さじ2

小麦粉……少々

塩、胡椒……各適量

 

 作り方 

① ラムは塩、胡椒各少々ふり、小麦粉をまぶす。

② 白菜は縦4等分に切り、玉葱は薄切りにする。セロリは薄い小口切りにする。

③ 鍋にオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかける。香りが立ったら①を並べ入れ、表面にこんがりと焼き色がつくまで強めの中火で焼き、取り出す。

④ ③の鍋に白ワインを加え、鍋底をこそげとるようにし、沸騰したらいったん火を止める。②の1/2量を加え、③のラムをのせて塩を少々ふり、Aを散らす。

 

さらに残りの②を重ねて入れる。

 

分量の水とコンソメスープの素を加える。中火にかけ、煮立ったらふたをして弱火で40分ほど煮、塩、胡椒で味を調える。

   

鈴木薫(すずき かおる)

料理研究家。身近な食材を使ったおもてなし料理、かんたんなのにおしゃれな家庭料理が人気。雑誌やテレビでも活躍中。

レシピ・料理製作/鈴木薫

スタイリング/中安章子

撮影/青砥茂樹(本社写真映像部)

取材・文/財津真未