料理家・栗原はるみ「蒸すだけでおいしい丸ごと魚料理」おもてなしにも

料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』の最新号は、体をいたわる健康レシピをまとめた一冊。

特集 「素材がよりおいしく! 蒸すっていい」では、蒸し豆腐、あさりの紹興酒蒸し、えびの蒸し春巻きなど、意外なほど気軽でおいしい蒸し料理のレシピを多数紹介しています。

今回は雑誌『栗原はるみ』バックナンバーから、蒸すだけでおいしい丸ごと魚料理のレシピを紹介します。

料理家・栗原はるみ「蒸すだけでおいしい丸ごと魚料理」おもてなしにも

雑誌『栗原はるみ』創刊11号

蒸すことで白身魚がふっくら、ごちそうに

ていねいに下処理をした白身魚を蒸すと、誰でも失敗なくふっくら、

しっとりとした仕上がりに。

そこに熱々の油をかけると、ねぎとしょうがの香味野菜とごま油の香りが立ち、立派なごちそうになります。

ジュッという音も、食欲をそそります。

白身魚の姿蒸し

尾頭つきの魚は、スーパーでさばいてもらっても。切り身なら骨を気にせず簡単に作れます。一味唐辛子をふりかけてピリ辛に仕上げても、魚を素揚げにしてオイスターソースベースのあんをかけてもおいしいです。

 材料(作りやすい分量) 

白身魚(鯛など)…丸1尾(体長25cmくらい)

※魚はうろこを取り、腹に切り込みを入れ、わたを取り除いてきれいに洗い、水けをよくふいておく

塩…適量

紹興酒…大さじ1

長ねぎ…1~2本

しょうが…1片

ごま油…大さじ2

しょうゆ…適宜

香菜…適宜

花椒(すりつぶす)…適宜

レモン…適宜

身のやわらかい鯛やすずき、たらなどで。香味野菜、ねぎはたっぷり。

 作り方 

① 魚全体に塩をまぶしたら、蒸し器に入る大きさの平らな器にのせ、紹興酒を回しかける。

② 蒸気の上がった蒸し器に入れ、ふたをして強火で約15分蒸す。蒸し時間は魚の大きさによって調節する。

③ 蒸している間に長ねぎは5~6㎝長さの細い白髪ねぎにして冷水に入れ、シャキッとさせたら水けをよくきる。

④ しょうがはせん切りにして3のねぎとふわりと混ぜ合わせる。

⑤ 蒸し上がりに合わせて小鍋にごま油を熱し、煙が出るまで加熱する。蒸し器から器を取り出して魚の上に4のねぎとしょうがをのせ、熱したごま油をジュッと回しかける。

⑥ 取り分けて、好みでしょうゆ、香菜、花椒、レモンを添えていただく。

コツ① 魚料理は下処理が大切

 

うろことわたを取った魚は、流水で血合いをきれいに流し、水けをしっかりふきます。

それから塩と紹興酒を。風味がつき、魚のにおいも気になりません。

コツ② ねぎとしょうがは水けをしっかりきり、熱々のごま油をかける

 
 

薬味の水けが残っていると、ごま油をかけたときにはねるのでしっかりふきましょう。香りを立たせるため、油は煙が出るくらいまでしっかり熱します。

 

塩で味をつけて蒸しただけの料理ですが、仕上げに熱々の油をかけて香りを立たせることで華やかな一品になります。魚のうまみが出た蒸し汁は澄んだ味わいで、ご飯にかけても。

 

この料理のためにあるような、大きなせいろを使いました。人が集まるときは尾頭つきで、豪快に作ってください。魚のひれがピンと立ったら、おいしく蒸し上がった証拠です。

その他、特集「体をいたわる、健康レシピ」では、持っていると便利な発酵調味料とそれを使った簡単料理、心と体を温めるレシピ、作りたくなる鶏料理など、体をととのえ、元気のもととなる料理や、疲れた時にぴったりのレシピを紹介しています。

特別2大付録は、「花と緑のカレンダー」、「贈りたくなるチョコレート菓子」をまとめた別冊レシピです。

ぜひご覧ください!

構成/栗原はるみ編集部