三國シェフが教える日本の家庭料理「汁物3つ」

三國シェフが考案した家庭料理のレシピから、寒い冬に食べたい「汁物」3つをご紹介します(画像:『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』より)
自家製ポン酢で食べる「鶏の水炊き」
手羽元に焼き色をつけてから煮込み、香ばしさを引き出します。だしが出るので、ぜひ骨つきの鶏肉を使ってください。爽やかな酸味の自家製ポン酢を添えて召し上がれ。
【写真】「見るからにおいしそう…」三國シェフが考案した家庭料理「汁物」3つ

三國 清三(みくに・きよみ)/ フランス料理シェフ。1954年北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業後、1974年駐スイス日本国大使館料理長に就任。その後、三つ星レストラン数店で修業を重ね帰国。 1985年東京四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニ開店。2015年日本人料理人として初めてフランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。2022年オテル・ドゥ・ミクニ閉店。2025年9月「三國」オープン。2025年黄綬褒章受章。食育活動やスローフードの普及活動にも力を注ぐ(撮影:梅谷秀司)

(画像:『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』より)
[準備]
・容器に【A】を入れて冷蔵室で30分~ひと晩おき、「昆布水」を作る。
・ポン酢しょうゆは前日に作っておく(市販品でもOK)。
[作り方]
1:鍋を中火で熱し、手羽元を焼きつける。こんがりと色づいたら返す。
*焼くことで鶏肉のくさみをとり、香ばしさを引き出す。
2:昆布水、しょうがを加えて強火にする。沸騰したら弱火にして、蓋をして1~2時間煮込む。
*アクが気になる場合はとる。昆布水はひと晩つけた場合は水分だけでもいいが、昆布ごと煮込むとよくだしが出る。
3:【B】を加え、30分煮込む。レタスをしゃぶしゃぶしながら、ポン酢で食べる。
簡単!ピリ辛みそバターラーメン
炒めたひき肉から味が出るので、本格的なスープを作らなくてOK!豆板醬を入れず、普通のみそラーメンにしてもおいしいレシピです。

(画像:『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』より)
[作り方]
1:鍋にたっぷりの湯を沸かし、めんをややかためにゆでてざるに上げる。器を湯で温めておく。
2:フライパンにごま油を入れて中火で熱し、Aを炒める。香りが立ったらひき肉を加えて強火で炒め、しっかり色づいたら玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
3:熱湯、混ぜ合わせたBを加え、2分煮込む。温めておいた器に1のめんを入れ、スープを注ぎ、具材とバターをのせる。
香ばしさがアクセントの「鮭汁」
鮭といえば石狩汁が有名ですが、焼いた鮭を使った香ばしい汁を紹介します。酒粕を入れたので、体の芯からポカポカと温まります。

(画像:『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』より)
【C】みそ大さじ1、酒粕40g、
青ねぎ(小口切り)4㎝
[準備]
容器にAを入れ、冷蔵室でひと晩おいてだしをとる。昆布、しいたけをとり出して細切りにする。
[作り方]
1:鮭はキッチンペーパーで水けをふきとり、半分に切り、予熱した魚焼きグリル(またはオーブンなど)で香ばしく焼く。
2:鍋にだし、切った昆布としいたけ、Bを入れて火にかけ、沸騰したら蓋をして中火で10~15分煮る。Cを溶き入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。器に注ぎ、1をのせてねぎを散らす。