「白菜と豚肩ロースの煮込み」のつくり方。白菜1/4を使い切り!豚肉のうま味でトロッとおいしい冬の白菜レシピ/家庭料理家・本田明子さん

寒さのなかでうま味を蓄えた冬野菜たち。丸ごと買って、いろいろな料理に展開すれば日々の食費も大助かりです。今回は、家庭料理家本田明子さんに、白菜1/4カットをおいしく使い切る「白菜と豚肩ロースの煮込み」のつくり方を教わります。

(『天然生活』2025年3月号掲載)

白菜1/4を使って

白菜と豚肩ロースの煮込みのつくり方

豚のうま味を吸ったトロトロの白菜が絶品、おおらかな煮込みです。

画像: 白菜1/4を使って 白菜と豚肩ロースの煮込みのつくり方

材料(2人分)

つくり方

 豚肉は塩をまぶし、30分ほどおいてなじませる。

 白菜は芯をつけたまま縦半分に切る。

 厚手の鍋にごま油をぬり、強めの中火にかける。豚肉を中央に入れ、2~3分焼き、端の空いているところに白菜をギュッと詰める(白菜が入らないようなら横半分に切る)。Aを入れてふたをし、弱火で40~50分煮る。

 キッチンバサミで鍋中の白菜の軸を切り落とし、食べやすく3等分に切る。豚肉は取り出して包丁で食べやすい厚さに切る。器に盛り、混ぜたねぎだれは肉につけていただく。

調理法や切り方、味つけを変えて冬野菜をおいしく楽しむ

「夏のきゅうりやトマトは小さいけれど、冬野菜はサイズが大きいものが多い。『一度買うと、食べ切るのが大変』という方も。最初に『食べたい』と思った料理をつくったあとの残りは、とりあえず煮ていろんな料理に応用できるストックにしたり、日持ちのする漬物にするといいですよ」

大根やかぼちゃは長持ちするイメージが強いですが、実は切ったあとは傷みが早い野菜。切り口から水分やうま味も逃げてしまいます。

切りっぱなしで保存するよりは、下ゆでしたり、マッシュするほうがおいしさは長持ちします。

画像: 調理法や切り方、味つけを変えて冬野菜をおいしく楽しむ

また最後まで飽きずに食べ切るには「生、煮る、焼くなど調理法を変え、切り方で食感を変化させ、そしていろいろな味つけに工夫を意識するといいですね」と本田さん。

「冬野菜は火入れに時間がかかりますが、じっくり加熱して引き出された甘味やうま味は格別。まだまだ寒い時期が続きますが、冬野菜を煮炊きすることで、部屋も温まりますし(笑)、季節ならではの家仕事として、使い切り料理を楽しんでいただければと思います」

〈料理/本田明子 撮影/山川修一 スタイリング/竹内万貴 取材・文/田中のり子〉

本田明子(ほんだ・あきこ)

家庭料理家。1982年小林カツ代さんの内弟子1号となり、レシピ制作責任者として多くの料理本の制作に携わる。2007年独立。『本田明子さんの乾物さえあれば、あれもこれもできる。』(マガジンハウス)が発売中。

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです