【台湾コンビニで買えるおすすめカップ麺5選】麻辣牛肉麺や薬膳系、ベジ対応も
台湾のコンビニやスーパーには、さまざまなカップ麺が並んでいます。とはいえ、店頭でパッケージを見ただけでは、どんな味なのかを判断するのは難しいもの。実際、「どれがおすすめですか?」と聞かれることがよくあります。
成分の関係で日本へ持ち帰るのが難しい商品が多いのは残念ですが、台湾旅行中のおやつや夜食として、ぜひ現地で味わっていただきたいところ。今回は、そんな台湾ならではのおすすめカップ麺をご紹介します。
なお、店舗によって取り扱い商品は異なりますが、基本的にはコンビニエンスストアで購入可能。気軽に手に取れるのも魅力です。
※商品名の金額は購入時の参考価格です。店舗や時期によって変動する場合がありますので、購入時にご確認ください。
辛党必食! しびれる辛さの麻辣牛肉麺
◆滿漢大餐 麻辣鍋牛肉麵 59元

パッケージからも伝わる刺激的な雰囲気。思わずジャケ買いしたくなるビジュアルです。
台湾のソウルフード・牛肉麺を手軽に楽しめるカップ麺。辛味好きの方にぜひ試していただきたい一品です。日本で人気の“しびれ”と辛さを利かせた麻辣鍋風スープが特徴で、台湾でも多くの人に親しまれています。
蓋を開けると、中には3種類の小袋が入っています。まずは小さな「麻辣調理粉包」と「調理油包」を開封し、カップに入れましょう。そのあと、内側のラインまで熱湯を注ぎ、3分待ちます。待っている間に、大きめの「料理包」を蓋の上にのせて温めておくのがおすすめ。3分経ったら料理包を開けて中身を加え、全体をよく混ぜたら完成です。

説明書きでは、熱湯を注いだあとにアルミホイルで全体を包んで待つことが推奨されていますが、面倒な場合はそのままでも問題ありません。
見るからに辛そうなビジュアル。蓋を開けた瞬間、スパイシーな香りがふわりと立ちのぼります。少量ながらしっかりと牛肉も入っており、本格的な味わいの牛肉麺を楽しめます。

より辛くしたい場合は、内側のラインよりやや少なめの湯量がおすすめ。ひと口目はそれほど辛く感じなくても、あとからじわじわと辛さがきます。
海鮮の旨みが広がる、あっさり系ヌードル
◆來一客 鮮蝦魚板風味 25元

「來一客」は台湾のカップ麺ブランドの名前。ほかにもさまざまなフレーバーが揃っているので、食べ比べを楽しんでみてください。
海鮮ベースの軽やかなスープが特徴のあっさり系カップ麺。台湾風味初心者の方でも食べやすい味わいです。人気の理由は、エビと魚のすり身からとったまろやかで深みのあるスープ。ほかの商品と比べてコンパクトなサイズ感なので、少量を楽しみたい方にもおすすめです。
中には2つの小袋が入っています。すべて入れて熱湯を注ぎ、3分待つだけというシンプルな調理工程もうれしいポイント。台湾のカップ麺は内側に湯量の目安ラインが記されていないことがありますが、こちらの商品にもカップの内側にしっかりとラインがあり、メーカーの心遣いが感じられます。

内側のラインまでお湯を注ぎ、3分待つだけというわかりやすさなので、海外旅行者でも安心して作れます。
蓋を開けると、ふわりと広がる海鮮の香り。実際に食べてみても、エビをベースにした旨みがしっかりと感じられます。
麺はなめらかで弾力のある細麺。とにかく出汁が利いているので、レンゲを使ってスープと一緒に味わってほしい。スープは思わず最後まで飲み干してしまうおいしさです。

あっさりとしながらもコクがあり、あとを引く味わい。お酒を楽しんだあとの〆にもぴったり。
台湾らしさ香る、花雕仕立ての鶏麺
◆台酒 花雕雞麵 59元

商品名の漢字と全体的な色調が印象的なパッケージ。どこか渋さを感じさせる、台湾感あふれるビジュアルです。
鶏ベースの旨みがしっかりと感じられる、やさしいスープのカップ麺。あっさりとした味わいが好みの方に人気です。仕上げに花雕酒(紹興酒に似た風味の台湾のお酒)を使っているのも特徴で、独特の台湾風味が楽しめる“大人の味”に仕上がっています。
蓋を開けると、中には4種類の小袋が入っています。小さな袋のうち2つ(調味粉包、佐料包)は、熱湯を注ぐ前に開封してカップへ。一番大きな調理包は、写真のように蓋の上にのせて温めながら3分待ちます。そして3分後、この調味包と、味の決め手となる花雕料理酒を加えたら完成です。

お湯を注ぐラインの表記がないのがやや難点。麺がひたひたに浸る程度の湯量を目安にするとよさそうです。
完成した一杯がこちら。最後に加える花雕酒の風味はそれほど強くはなく、ほんのりと感じられる程度です。少しピリ辛感はありますが、全体としてはあっさりとした仕上がり。シンプルな味わいの中に鶏のコクを感じる一品です。

鶏肉も少量ながら入っています。旨みの利いたスープが魅力なので、レンゲに麺をのせ、スープと一緒に味わうとよりおいしく感じられます。
二品楽しめる、台湾の定番ジャージャー麺カップ
◆維力炸醬麵 35元

こちらは増量サイズ。湯切り口がないため、湯切りの際は蓋が破れないよう注意して開けましょう。
台湾を代表するカップ麺といっても過言ではない、誰もが知る定番の人気商品。日本でいうジャージャー麺に近い味わいで、一般家庭でも広く親しまれています。野菜や卵をトッピングするなど、アレンジを加えて楽しむ人も。麺のほかに、もう一品スープも作れるのが特徴です。
カップの中には2つの小袋が入っています。まずはどちらも開封せず、熱湯だけを注ぎます。湯量の目安ラインはないため、麺がひたひたに浸る程度を目安にしましょう。3分待ったら、蓋を押さえながら湯切りをします。
ここで大切なのは、湯切りしたお湯を捨てないこと。「湯包」と書かれた小袋を別の容器に入れ、そこへ湯切りしたお湯を注げばスープが完成。そのあと、カップに残った湯をしっかり切り、もう一つの調味油を麺に加えてよく混ぜればカップ麺も出来上がります。

スープの作り方の説明には「別の器に湯切りしたお湯を注いでスープを作る」とありますが、その通りにすべて注ぐと味が薄くなるので、お湯の量は適量で。
こちらが完成した一杯。ジャージャー麺は、調味料をむらなくしっかり混ぜ合わせるのがポイント。ほんのりとしたピリ辛感にわずかな苦みが重なり、奥行きのある味わいです。
麺だけでも楽しめますが、何か食材を加えるとさらに満足感がアップ。たとえば、台湾では持ち帰りが比較的気軽にできるので、外食時に食べきれずテイクアウトした野菜料理や肉料理をトッピングしてみてはいかがでしょうか。

スープは、写真の倍ほどのお湯を加えるとちょうどいいかもしれません。お好みに合わせて調整してください。
ごま油と漢方が香る、ベジタリアン対応ヌードル
◆素飄香 當歸枸杞風味 39元

パッケージからも、体にやさしそうな雰囲気が伝わってきます。
こちらはベジタリアン対応のカップ麺。台湾では宗教上の理由などからベジタリアンの方も多く、こうした商品も一般的に販売されています。パッケージにも記載がある通り、当帰(セリ科の薬草)や枸杞(クコの実)といった漢方素材が含まれていて、健康志向の方にもうれしい一品です。
蓋を開けると、中には3つの小袋が入っています。熱湯を注ぐ前に、すべてカップの中に入れましょう。こちらもカップ内側に湯量の目安ラインはありません。麺と調味料がひたひたに浸る程度を目安にお湯を注ぎ、3分待てば完成です。

調味料を麺の上にのせるとかさが増すので、できるだけ麺とカップの隙間に入れるのがポイント。お湯の入れすぎを防げます。
蓋を開けた瞬間、香ばしいごま油と漢方をベースにした薬膳の香りが漂い、食欲をそそります。実際に食べてみると、ヘルシー系ながらスープは意外にも濃厚。まろやかでやさしい滋味深い味わいの中に、しっかりとした旨みが感じられます。

関連商品には、「麻辣燙風味」というピリ辛タイプもあります。ヘルシーさに加えて刺激も欲しい方は、別フレーバーも試してみてください。
日本へ持ち帰る際は、肉成分など動物性原料の有無によっては持ち込みが制限される場合があります。成分表示や検疫のルールを事前に確認し、問題ない商品であればお土産として持ち帰るのもよいでしょう。
矢作 晃之(やはぎ てるゆき)
埼玉県出身。お会いした方から「日本語上手ですね」と言われますが、100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て、中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、2006年に台湾で会社を立ち上げ、現在に至ります。TVロケや雑誌取材のコーディネーターとして、たくさんの方に台湾の魅力を知ってもらえるよう、一生懸命新たな情報を探しながら紹介しております。CREA WEB読者の皆さんに「喜ばれる」「使える」「役に立つ」情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!