甘くて柔らかい「春キャベツ」をたっぷり食べられる主役おかず。フライパン1つで簡単レシピ

3月~5月にかけて旬を迎え、まさに今おいしく食べられる春キャベツ。キャベツは一年中出回っている野菜ですが、春キャベツは冬キャベツ(普通のキャベツ)に比べて、葉の巻きがゆるく、柔らかくてみずみずしい、さらに甘みがあるのが特徴です。サラダなど生で食べるのはもちろん、炒めても煮てもおいしく食べられます。

そこで今回は、そんな春キャベツをたっぷり食べられるメインおかずを、簡単&栄養満点なおうちごはんを提案しているおうち料理研究家・料理ブロガーのちゃんちーさん(Instagram@chan.chan_chii)に教えてもらいました。作り方はとてもシンプルで、フライパン1つで完成するメニューです。ちゃんちー家では家族みんなで驚くほどの量を食べてしまうとか。ぜひお試しください。

柔らかくて甘い春キャベツをたくさん食べたい

春になると店頭に並び始める、ふんわり柔らかな春キャベツ。この連載でもこれまでに春キャベツを使ったレシピをいくつかご紹介してきましたが、甘みがあって柔らかいこの時期のキャベツは、どんな料理にもよく合います。過去のレシピもぜひ見てみてくださいね。

春キャベツの特徴といえば、冬のキャベツよりも葉が柔らかく、水分が多くて甘みがあること。この季節になると、「今日はキャベツを主役にしよう」と献立を考えることがよくあります(といってもたっぷり食べたいので大量に使ってキャベツをメインにしている感じなのですが・笑)。キャベツは付け合わせやサブおかずのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、主役にすると驚くほどたっぷり食べられます。

また、キャベツには、ビタミンU(キャベジン)と呼ばれる成分が含まれていて、胃の粘膜を守ったり、胃腸の働きをサポートするといわれています。季節の変わり目や新生活スタート後は体も疲れやすく、胃腸の調子が乱れやすい時期。そんなときこそ、キャベツをたっぷり食べられる料理をおすすめしたいです。

今回ご紹介するのは、春キャベツをたっぷり使った「鮭のちゃんちゃん焼き」。本来は鮭が主役の料理ですが、今回はあえて春キャベツを主役にしたレシピにアレンジしました。

作り方はとてもシンプル! バターで鮭を焼いて取り出したら、そのままのフライパンでキャベツをメインにした野菜を炒めます。そこに味噌ベースのタレを加え、最後に鮭を戻して蒸し焼きに。仕上げにもう一度バターをのせれば、味噌のコクとバターの香りが全体に広がり、ごはんが進む一品になります。

ここでのポイントは、春キャベツはやわらかいので、包丁で切るのではなく手でちぎること。断面が不規則で粗い状態になるため味がなじみやすく、食感もふんわり仕上がります。

写真/著者提供

ちゃんちゃん焼きは鮭をメインに味わうものといったイメージかもしれませんが、実は野菜をたっぷり食べられるのも魅力のひとつ。特に春キャベツは甘みがあるので、味噌バターとの相性も抜群です。ちょっと多いかな?くらいの量を加えてもペロリと食べられるのでぜひガッツリ入れてください。

このちゃんちゃん焼きを作ると、我が家は家族みんなで驚くほど食べてしまいます。春キャベツがおいしいこの季節に、ぜひ作ってみてくださいね。

春キャベツが主役「鮭のちゃんちゃん焼き」レシピ

〈材料〉4人分

・鮭 4切 

・春キャベツ 1/2玉

・そのほかの野菜(今回はもやし1/2袋、ピーマン2個、にんじん1/3本、玉ねぎ1/2個、えのき1/3株) 

A)麹味噌 大さじ2 

A)砂糖 大さじ2 

A)みりん 大さじ1と1/2 

A)酒 大さじ1と1/2 

A)しょうゆ 大さじ1/2 

A)すりおろしにんにく 小さじ1/2 

・バター 5g×2

〈作り方〉

【下準備】春キャベツは一口サイズに手でちぎる。野菜は食べやすい大きさに切る。(A)の調味料を混ぜ合わせておく。

【1】フライパンにバター(5g)と鮭を入れて両面に焼き色がつくくらいまで焼く。

【2】鮭を一旦取り出したら、そのままのフライパンに野菜を入れて中火で2分ほど炒める。

【3】混ぜ合わせておいたタレの半分を加えて野菜に馴染ませる。

【4】全体に馴染んだら鮭を戻し、残りのタレをかけて蓋をして3分ほど蒸し焼きにする。

【5】最後に残りのバター(5g)を乗せて溶けたら完成。

写真/著者提供

フライパンのまま食卓に出してもOK!写真/著者提供