「マッシュかぼちゃ」のつくり方。サラダやパンに使い道いろいろ! かぼちゃのおいしい常備菜レシピ/家庭料理家・本田明子さん

寒さのなかでうま味を蓄えた冬野菜たち。丸ごと買って、いろいろな料理に展開すれば日々の食費も大助かりです。今回は、家庭料理家本田明子さんに、かぼちゃ1/4カットをおいしく使い切る「マッシュかぼちゃ」のつくり方を教わります。

(『天然生活』2025年3月号掲載)

かぼちゃ1/4を使って

マッシュかぼちゃのつくり方

パンに塗ったり、パイに焼き込んだり、サラダにと使い道いろいろ。

画像: かぼちゃ1/4を使って マッシュかぼちゃのつくり方

材料(つくりやすい分量)

つくり方

 かぼちゃは皮をむいて種、ワタを取り、3~4cm角に切る。鍋に入れ、水1カップほど加えてふたをして、15分ほど強めの中火でゆでる。

 水分がなくなり、やわらかくなったら塩、バターを加え、マッシャーなどでつぶす。食べる分だけ取り出し、牛乳少々(分量外)を加えて練り混ぜ、器に盛る。

*清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で約3日間保存可能。小分けにして冷凍してもよい。

調理法や切り方、味つけを変えて冬野菜をおいしく楽しむ

「夏のきゅうりやトマトは小さいけれど、冬野菜はサイズが大きいものが多い。『一度買うと、食べ切るのが大変』という方も。最初に『食べたい』と思った料理をつくったあとの残りは、とりあえず煮ていろんな料理に応用できるストックにしたり、日持ちのする漬物にするといいですよ」

大根やかぼちゃは長持ちするイメージが強いですが、実は切ったあとは傷みが早い野菜。切り口から水分やうま味も逃げてしまいます。

切りっぱなしで保存するよりは、下ゆでしたり、マッシュするほうがおいしさは長持ちします。

画像: 調理法や切り方、味つけを変えて冬野菜をおいしく楽しむ

また最後まで飽きずに食べ切るには「生、煮る、焼くなど調理法を変え、切り方で食感を変化させ、そしていろいろな味つけに工夫を意識するといいですね」と本田さん。

「冬野菜は火入れに時間がかかりますが、じっくり加熱して引き出された甘味やうま味は格別。まだまだ寒い時期が続きますが、冬野菜を煮炊きすることで、部屋も温まりますし(笑)、季節ならではの家仕事として、使い切り料理を楽しんでいただければと思います」

〈料理/本田明子 撮影/山川修一 スタイリング/竹内万貴 取材・文/田中のり子〉

本田明子(ほんだ・あきこ)

家庭料理家。1982年小林カツ代さんの内弟子1号となり、レシピ制作責任者として多くの料理本の制作に携わる。2007年独立。『本田明子さんの乾物さえあれば、あれもこれもできる。』(マガジンハウス)が発売中。

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです