山手線の架線トラブル、作業員が間違ったサイズの金型を工具に取り付けたのが原因…24・9万人に影響

山手線などの運行状況を知らせるJR浜松町駅の案内板(5月23日)

 JR東日本は6日、JR山手線で5月22日夜に発生した架線トラブルについて、作業員の施工不良が原因だったと発表した。

山手線の車両(東京都目黒区で)

 JR東によると、変電所から送られた電気を架線に流す装置と架線を銅製金具で固定する際、作業員が間違ったサイズの金型を工具に取り付けて作業を行った。その結果、架線と金具を十分に固定することができず、電気が流れにくくなって高温になり、架線の切断につながった。さらに一緒に作業した別の作業員が固定強度を示す数値の確認を怠った上、直前に正しく行った際の数値を報告していた。

山手線の架線トラブル、作業員が間違ったサイズの金型を工具に取り付けたのが原因…24・9万人に影響

 JR東は再発防止策として、検査車両に温度検知が可能な装置の導入や、架線の状態を確認するカメラの設置を検討する。

 このトラブルでは、5月22~23日に計約24万9000人に影響が出た。