みんなが集まる日に作りたい!芋、栗、きのこを使った「一度にたくさん作った方が美味しい」秋のごちそうレシピ

みんなが集まる日に作りたい!芋、栗、きのこを使った「一度にたくさん作った方が美味しい」秋のごちそうレシピ
手のかかる料理は、食べてくれる人がいるからこそ頑張って作ろうと思えるもの。これを楽しみにしてくれる家族や仲間を思い浮かべると、自然に手も動き、笑顔になります、という料理研究家の上田淳子さん。
一度にたくさん作ったほうがおいしい、おこわや煮物、白あえ。人が集まるときにこそ、そんな料理を作るチャンス。きのこ、お芋など秋の食材そろい踏みの食卓を、ぜひみんなで楽しんで!『かんたん家計ノート 2026』の中から上田先生の秋のおもてなし料理を紹介します。
【紹介するレシピはこの4品】
・きのことぎんなんの炊きおこわ
・秋の白あえ
・豚ばら肉とさつま芋の煮物
・栗蒸しようかん
【この記事のレシピの決まり】カップ=計量カップ(200ml)、大さじ=15ml、小さじ=5ml、合=炊飯カップ(180ml)です。
きのことぎんなんの炊きおこわ
相性のよいきのこと鶏肉のうまみをたっぷり吸ったご飯のおいしさは、今も昔も変わりません。
材料(作りやすい分量)
もち米……3合
しいたけ、エリンギ、しめじ……各100g
ぎんなん……15粒
鶏もも肉……300g
サラダ油……小さじ1
しょうゆ……適量
作り方
① もち米は洗って水けをしっかりきり、炊飯器に入れて水カップ2と1/2を注いで1時間おく。
② ぎんなんは殻を割って実を取り出し、サッとゆでて薄皮を除く。
③ きのこの石づきを除き、しいたけとエリンギ7mm厚さに切ってエリンギは長さを半分に切り、しめじをほぐす。
④ 鶏肉は余分な脂を除いて2cm角程度に切り、しょうゆ大さじ1/2をからめる。
⑤ ①にしょうゆ大さじ2と1/2を加えて混ぜ、④をのせて炊く。
⑥ フライパンにサラダ油を熱して③を入れ、出てきた水分がとんで、カラリとするまでしっかり炒め、しょうゆ小さじ1をふって混ぜる。
⑦ 炊き上がった⑤に⑥、②を加えてさっくりと混ぜる。
秋の白あえ
豆腐の水けをしっかりきって、軽い味わいの白あえに。彩のよい具を組み合わせて目にも鮮やかな仕上がりです。
材料(4人分)
春菊……100g
にんじん……50g
乾燥きくらげ……5g
煮汁
|水……カップ3/4
|しょうゆ……大さじ1
|砂糖……大さじ1/2
あえ衣
|木綿豆腐……150g
|いり白ごま……大さじ2
|砂糖……大さじ1/2
|しょうゆ、塩……各少々
作り方
① あえ衣の木綿豆腐はしっかり水切りする。
② 春菊はさっとゆで、2cm長さに切って水けを絞る。
③ きくらげは水でもどして細切りにし、にんじんは短冊切りにする。煮汁とともに鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして5分ほど煮る。そのまま冷やす。
④ すり鉢にあえ衣の白ごまを入れて丁寧にすり、①を加えて滑らかになるまでする。残りの調味料を加えてすり混ぜる。
⑤ ④に②、③を汁けをきって加え、あえる。
豚ばら肉とさつま芋の煮物
いわば、さつま芋を使った肉じゃが。さつま芋の甘みが豚肉とよく合います。
材料(3~4人分)
豚薄切り肉……200g
さつま芋……400g
玉ねぎ……1個
サラダ油……小さじ1
A
|しょうゆ、みりん……各大さじ2
|酒……大さじ1
|砂糖……大さじ1/2
作り方
① さつま芋は皮をよく洗い、皮つきのまま1cmの厚さの輪切りにし、水に10分ほどつけ、水けをきる。
② 玉ねぎは5mm厚さ程度に縦に切る。
③ 豚ばら肉は3cm幅に切る。
④ 鍋にサラダ油を熱して①、②をサッと炒め、火を止める。
⑤ ③をかぶせるように広げ入れ、Aをふりかけ、ふたをして中火にかける。煮立ったら弱火で5分ほど煮、さつま芋を崩さないように混ぜ、さらに5分ほど煮る。ふたをとり、強めの中火にして煮汁を煮詰める。
⑥ 全体を混ぜて器に盛る。
〈デザート〉 栗蒸しようかん
市販の材料を使うから、思い立ったらすぐ作れるお手軽スイーツです。
材料(作りやすい分量)
あん(かためのもの)……250g
栗の甘露煮……8個
A
|小麦粉……20g
|片栗粉……5g
|砂糖……25~30g
栗の甘露煮シロップ……30~40ml
作り方
① Aを合わせてふるう。
② 耐熱ボウルにあんを入れ、①、シロップを加えて混ぜ、ラップをふんわりかけて電子レンジ(600W)で4分加熱する。
③ 栗の甘露煮は好みで刻み、②に加えて混ぜ、広げたラップにのせ、ようかん状に形作って包み、レンジで3分加熱する。
④ 粗熱がとれたら形を整え、切りやすくなるまで冷やして切り分ける。
レシピ・料理製作/上田淳子
スタイリスト/吉岡彰子
撮影/嶋田礼奈(本社写真映像部)
取材・文/庄司和以
上田淳子(うえだ じゅんこ)
兵庫出身。海外での料理修行を経て料理研究家として独立。フレンチベースの家庭料理、日々の暮らしや子育てで役立つレシピなどを中心に、料理教、雑誌、テレビ、広告などを通じて発信。楽しくて作れてちゃんとおいしいレシピが人気。著書多数。