“昇格組”ルーキーの原英莉花 「ちょっと違う」環境変化と変わらないクラブ

米国本土での今季初戦を迎えるルーキーの原英莉花
◇米国女子◇フォーティネット ファウンダーズカップ 事前(18日)◇シャロンハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542yd(パー72)
下部エプソンツアーからの昇格を経て、原英莉花は米国2年目のシーズンを念願のレギュラーツアーで迎えた。昨季と異なるのはトップランカーが集うフィールドの厚さだけではない。「クラブハウスにジムもあるし、食事もしっかりサポートしてもらっていて。(練習場の)ボールも1種類じゃなく2、3種類あったり、ちょっと違う」という環境の変化だ。練習日から選手関係者の出入りも多く、「1人の選手に対してのサポート人数もめっちゃ多い」と目を丸くする。
中国で開催された2週前の「ブルーベイLPGA」でツアーメンバーとしてデビューを果たし、今週は初めて米国本土での戦いに臨む。「試合に出て楽しかったけど、ちょっと日が空きましたし、またアメリカというところで“初戦”みたいな気持ち」と前戦とは違う新鮮さがある。

早めに渡米して会場入りした
トレーナーと帯同するチーム体制は昨年と変わらない。14本のクラブも昨年8月の米下部「ワイルドホースレディース」初優勝時と同じ一方で、ボールはキャロウェイ「クロムツアー」をロゴ横にドット(・)が入るプロトタイプに替えた。「今年はオフにアメリカに来られなかったので、試さずに1試合目を迎えるよりは去年戦ったクラブで臨んだ方がいいと思って」。中国大会を経て「形状を調整した」という新ウェッジを持ち込んだが、練習ラウンドでの投入はなかった。
開幕前日まではトレーニングを挟みながらスイングを確認しつつ、「練習場とコースで少し芝の伸び具合が違ったので、100yd以内からしっかり距離感を合わせられるように」意識して練習してきた。スコアメークのカギを握るホールの1つとして挙げるのが、緩やかに下る左ドッグレッグの2番(パー5/495yd)。2オン可能な距離だが、フェードヒッターとしては攻めにくさがあるだけに「いま一番(攻め方を)考えている」という。

今季初戦となった2週前の中国大会では米ツアー初のトップ10
自身の今季初戦では4日間「71」(1アンダー)を並べ、10位で滑り出したルーキーシーズン。「引き続きアンダーで回っていきたいのと、やっぱり60台を出していきたい。そこに向けて1個ずつバーディを積み重ねたい」と闘志を燃やした。(カリフォルニア州シャロンハイツ/石井操)
<原英莉花のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ ELYTE ◆◆◆(エリート トリプルダイヤモンド)(8.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(ベンタス ブルー)(長さ45.75インチ、重さ50g台、硬さS)
フェアウェイウッド:キャロウェイ ELYTE ◆◆◆(3番15度、5番18度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(3番=重さ60g台、硬さS/5番=重さ70g台、硬さS)
ユーティリティ:キャロウェイ APEX ユーティリティ(21度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(重さ70g台、硬さS)
アイアン:キャロウェイ X PROTOTYPE(5番~PW)
シャフト:UST マミヤ ATTAS FF アイアン(95S)
ウェッジ:キャロウェイ OPUS(オーパス)(50、56、58度)
シャフト:UST マミヤ ATTAS FF アイアン(95S)
パター:オデッセイ TRI-HOT 5K ROSSIE
ボール:キャロウェイ CHROME TOUR(クロムツアー) プロトタイプ