世界2位と同組 徹底したマネジメントで山下美夢有は優勝争いへ

徹底したマネジメントで優勝争いに臨む

◇米国女子◇アラムコ選手権 3日目(4日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6765yd(パー72)

6打差4位から出た山下美夢有は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、首位と4打差の通算3アンダー3位で最終日に臨む。

和気あいあいとした一日に

1ウェイ2サムで組まれたムービングデーは13番(パー3)のティイングエリアで3組が並ぶなど詰まりながらのプレーとなったが、世界ランキング2位のネリー・コルダと同組になり「英語が難しかったけど、日本のご飯の話をしたり、キャディさんも野球の話をしてくれて。プレースタイルも速くてすごく回りやすかった」と和気あいあいと過ごすことができた。

番手選びに注意を払う

タフなセッティングに臨むにあたって「あまり考えすぎてしまうと、意識しすぎて思っていたのと違うのが多かったりする。淡々とプレーするのは難しいけど、1つ決めたことをやるだけが良い」と“シンプル”な戦略を立てる。そのうえで「今週はスイングよりも、番手選びがかなり重要やな、と思います」と話した。

「71」でプレーした

スコアを2つ伸ばして折り返した後半の10番、ティショットを右側のフェアウェイバンカーに入れるも5番ユーティリティを握って低く打ちだし、グリーン手前の花道まで運んでバーディが狙える位置につけた。「距離的にはエッジまで162ydでちょうどぐらい。木がかかっていたので低めに、抑えて打ちました」と狙い通りのマネジメントでパーを拾った。

前日にトリプルボギーを喫した17番(パー3)では、ティショットをグリーンからこぼれる形で奥のエッジに置き、3m弱のパーパットをしぶとく沈めた。「やっぱり、きのうは気温も下がっていてアゲンストの風も強かった。絶対に番手ミス。きょうは風も穏やかで気温もそんなに下がっていなかった。ちょっと9番アイアンで大きかったなって感じでしたね」と前日の反省を生かせたホールを振り返った。

山下の方からネリー・コルダに話しかけるシーンも

最終18番(パー5)はグリーン右横のガードバンカーも「OK」としたうえで、絶妙なウェッジショットでピンそばに寄せてバーディ締め。16番(パー5)でのバーディも含めスコアを2つ伸ばせた上がり3ホールに「しっかり獲れるところは獲れた」と充実感をにじませる。ツアー通算3勝目、今季初の優勝がかかる最終日も「このコースは何があるか分からない。一打、一打に集中して自分のプレーをやるだけ。チャンスを作れるようなゴルフができるように頑張りたい」と意気込んだ。(ネバダ州ラスベガス/石井操)