「挑戦の一年」菅沼菜々は体の変化に合わせてシャフトをチェンジ

”直ドラ”を披露するシーンも多かった
◇国内女子◇NTTドコモビジネスレディス 最終日(3日)◇浜野GC(千葉)◇6704yd(パー72)◇曇り(観衆4264人)
54ホールの短縮競技ながら通算18アンダーまで伸ばした菅沼菜々がツアー通算4勝目を挙げた。後続に5打差つける圧勝Vの裏には「使命」と位置づけた筋力トレーニングや「オフに静岡にあるフジ天城ゴルフ倶楽部さんに行って、100ydから10yd刻みで打って、乗らなかったらダッシュしたり」といった懸命な取り組みがあった。
そもそもトレーニングを強化したのは「下半身のブレ」をなくすため。筋力アップしたことで、クラブセッティングも大幅に見直した。

愛用するドライバー
ドライバーからユーティリティまでウッド系のヘッドは契約を結ぶダンロップの新作「ゼクシオ 14+」シリーズで揃える中、状態に合わせてシャフトにも微調整を施した。
昨年までTENSEI Pro Black 1K Coreをはじめ三菱ケミカルの製品を使用していたドライバーのシャフトをグラファイトデザインのTour AD PTにチェンジした。「手元側が軟らかかったのを硬いのに替えて、すごく自信もって振り切ることが出来るセッティングになりました」。また、4番ウッドを「安心感のあるヘッド」の3番ウッドに変更した。

今季は4番ではなく3番ウッドをバッグインする
昨季は平均242.42ydだったドライビングディスタンスは、出場6試合で平均246.57ydと距離を伸ばしている。今大会では“直ドラ”を多用しながらスコアメークし、「調子がいい時はスイングのストローク的に上からたたく感じで入るので、あまり上げようという意識をしなくてもうまくいく」と調子のバロメーターになっている。
一方で、アイアンは「ちょっと右に出る」という感覚を修正するのに時間がかかった。クラブ担当者と相談のもと「若干ハードめにしました」と日本シャフトのNSプロ850GHに差し替えた。「ある意味、挑戦の一年だったと思うけど、早く優勝することが出来て、クラブを替えてよかったと思う」と話した。
2023年シーズンに手にした初優勝から変わらず使い続けるギアはウェッジ「RTX 6 ZIPCORE」2本(52度、56度)とピンのパター「2021 タインC」の計3本だった。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ゼクシオ 14 +(8度)
シャフト:グラファイトデザインTOUR AD PT (50g台、硬さS、45.75インチ)
グリップ:イオミック
フェアウェイウッド:ゼクシオ 14+(3番15度、7番20度)
シャフト:グラファイトデザインTOUR AD PT(50g台、硬さS)
ユーティリティ:ゼクシオ 14 ハイブリッド(5番23度)
シャフト:グラファイトデザインTOUR AD HY(60g台、硬さS)
アイアン:スリクソン ZXi5(5番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(硬さR)
ウェッジ:クリーブランド RTZ(48度)、RTX 6 ZIPCORE(52度、56度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH (硬さS)
パター:ピン 2021 タインC
ボール:スリクソン Z-STAR XV