比南部沖でM8.2、32人死亡=1.4メートルの津波観測

8日、フィリピン南部ミンダナオ島ジェネラルサントスで、地震により倒壊した建物の前に集まる警察官(AFP時事)
【マニラ時事】米地質調査所(USGS)によると、フィリピン南部ミンダナオ島の南部沖で8日午前7時40分(日本時間同8時40分)ごろ、マグニチュード(M)7.8の地震があった。日本の気象庁はM8.2と推定している。現地メディアによると、少なくとも32人が死亡し、負傷者も多数出ている。

8日、地震により倒壊したフィリピン南部・南ダバオ州の学校(EPA時事)
震源地はミンダナオ島南部のジェネラルサントス南方約60キロの沖合で、震源の深さは約55キロ。SNSに投稿された動画には、ジェネラルサントスで飲食店が入ったビルが倒壊する様子が映っている。

8日、フィリピン南部・南ダバオ州で、地震発生後に避難する児童ら=学校提供の動画より(AFP時事)
フィリピン火山地震研究所は、同国沿岸に一時津波警報を発令。震源地近くの複数の地点で津波が観測され、高さは最大1メートル48センチに達した。
マルコス大統領は声明で、「政府は動きだしており、ミンダナオを置き去りにはしない」と強調。併せて、被災地の学校を休校にするよう指示した。
ミンダナオ島の最大都市ダバオの日本総領事館によると、邦人の被害情報は入っていない。