安価でボリュームも! お肉がパサパサしない柔らか「鶏むねチャーシュー」の作り方

もうすぐ12月の一大イベントともいえるクリスマスがあり、そのあとすぐに年末年始がやってきて、ちょっと特別なメニューを楽しみたい時期ですよね。とはいえ、何かと出費がかさむ時期でもあり、物価高も続いているので、できるだけお財布にやさしく、ごちそう感のあるメニューで食卓を盛り上げたいところ。そこで今回、食べ盛り育ち盛りの3児の母で、簡単&栄養満点なおうちごはんを提案しているおうち料理研究家・料理ブロガーのちゃんちーさん(Instagram@chan.chan_chii)に、見た目もお腹も満たされるおすすめメニューを教えてもらいました。

できるだけ安価に、簡単に、ごちそうを…

今年も残すところ2週間ほどとなりましたね。1年というのは本当に早いもので、特に我が家は12月は次男と末っ子長女の誕生日も重なり、イベント続きで毎日が一瞬で過ぎ去っていきます。そんな慌ただしい12月、「ごちそうを用意しなきゃ」という気持ちと同時に「でも料理にじっくりかけられる時間と労力がない」という気持ちが一緒にやってきます(笑)。

でも子どもたちの誕生日に、クリスマスにお正月に……と家族が集まって笑顔溢れる日はやっぱり楽しいので、ちょっとだけ頑張りたいところ。そんなとき、我が家でよく登場し、子どもたちにも人気なメニューが、鶏むね肉を使った「鶏チャーシュー」。安価でボリュームもあり、何かと出費の多い年末年始のお財布事情の味方にもなります。

この一皿が食卓に並ぶと、ちゃんと“ごちそう”として成立するんです。その見た目の豪華さに反して、実は作り方は「ほったらかし・フライパン1つで完成」ととっても簡単!

ただ、工程がシンプルだからこそ仕上がりを左右するちょっとしたポイントがあります。それは固くなったり、パサつきがちな鶏むね肉をジューシーに仕上げること。そのために大切なのが、下ごしらえと火を入れる時間です。今回はそのポイントとともに、作り方をお伝えします。

写真/著者提供

この鶏チャーシューは、特別すぎないのに、クリスマスパーティやお正月のお節料理の一品としてもおすすめ。「ちゃんとしたごはんを作らなきゃ」「ごちそうを作らなきゃ」という気持ちと「できるだけ簡単に」「できるだけ安価で楽に」の両方も叶えてくれるので、ぜひレパートリーに追加してみてください。

「鶏むねチャーシュー」の作り方

まず下ごしらえのポイントは、「鶏むね肉の表面を数ヵ所フォークで刺し、米粉(または片栗粉)をまぶしてから焼くこと」。粉は余分な水分を吸ってくれるだけでなく、肉のうま味と水分を中に閉じ込めてくれるので驚くほどジューシーになります。

そしてもうひとつ大切なのが「煮過ぎないこと」。味を中に染み込ませたくて長く火を入れたい気持ちはわかりますが、火入れの時間が長いと肉の水分が抜けてしまい、固くパサつきやすくなってしまいます。煮汁が沸騰したら弱火で煮て、あとは火を止めて余熱で仕上げることで、むね肉とは思えないほど柔らかくジューシーな仕上がりになります。

〈材料〉4人分(鶏胸肉2枚分)

・鶏むね肉 2枚

・米粉(または片栗粉) 大さじ1.5

・油 大さじ1

(A)

・水 250ml

・酒 100ml

・しょうゆ 80ml

・みりん 60ml

・きび砂糖 大さじ2

・米酢 大さじ1

・しょうが(すりおろし) 1かけ

〈作り方〉

【1】鶏むね肉の表面をフォークで数ヵ所刺す。

【2】フライパン上に鶏むね肉をおき、両面に米粉(または片栗粉)を薄くまぶす。

【3】鶏むね肉を一旦持ち上げ、フライパンに油を敷き、皮目を下にして中火で焼いていく。※フライパンに残っている粉はタレのとろみにもなるので拭き取らずそのままでOK。

【4】ひっくり返しながら両面に焼き色がつくまで焼いていく。

【5】焼き色がついたら(A)の調味料を加え、沸騰したら弱火で8分ほど煮る。※たまにひっくり返しながら全体に馴染むように調味液をかけ、3〜4分経った頃にすりおろししょうがを加えてください。

【6】火を止め、蓋をして10分以上置いたら、取り出して切り分けて完成。

お好みで煮汁にゆで卵を入れて染み込ませ、味玉にしてもOK。

切り分けてお皿に盛りつけたらできあがり! 写真/著者提供

そのまま食べるのはもちろん、チャーシュー丼にしても美味しいですよ! 写真/著者提供