耳をふさがない「オープン型イヤホン」って音漏れしない? “デメリット3つ”を実際に検証してみた

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イヤホンはカナル型、インナーイヤー型が主流ですが、耳をふさがないイヤホンのイヤーフック型、イヤーカフ型のニーズも高くなってきています。耳をふさがないイヤホンで、音漏れなどの問題を検証してみました。※画像:筆者撮影

現在、イヤホンは耳穴に差し込む「カナル型」や「インナーイヤー型」が主流として広く使われています。しかし、近年は耳をふさがない「イヤーフック型」や「イヤーカフ型」といったオープン型イヤホンの需要も増えてきました。一方で、音漏れやイヤホンの外れやすさといったデメリットを心配する声もあります。

本記事では、オープン型イヤホンのデメリットについて実際に検証してみました。

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オープン型イヤホンのメリット・デメリット

オープン型イヤホンには、「イヤーフック型」と「イヤーカフ型」の2種類があります。「イヤーフック型」は耳にかけて使うスタイル、「イヤーカフ型」は耳たぶに挟んで装着するタイプです。

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イヤーカフ型の例 ※画像:筆者撮影

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イヤーフック型の例 ※画像:筆者撮影

オープン型イヤホンの最大のメリットは、外の音を聞きながら音楽や通話ができる点です。例えば、屋外で運動をするときや通学・通勤時の移動中は、周囲の音が聞こえた方が安全です。また、リモート会議で使用する場合も、オンライン出席者と同じ部屋にいる人の声を同時に把握することができます。

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耳に装着した例 ※画像:筆者撮影

一方、オープン型イヤホンのデメリットとしてよく挙げられるのは「音漏れがしやすい」点です。音を遮る部分が少ないため、耳をふさぐタイプと比べて音質も軽くなりがちで、音楽の迫力が薄れることもあります。さらに、耳にひっかけたり挟んだりして装着するため、激しい運動時には外れてしまう恐れがあります。

オープン型イヤホンのデメリット3つを検証してみた

ここまで紹介した「音漏れのしやすさ」「外れやすさ」「音質の軽さ」の3つのデメリットが本当にあるのか、実際にミドルレンジモデルのイヤホンを使って検証しました。

今回使用したのは、2025年7月25日発売された「BUTTONS CLIP(バトンズ クリップ)」(税込3万3000円)です。こちらはAI技術を搭載した、次世代型のイヤーカフ型イヤホンとなっています。

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BUTTONS CLIP ※画像:筆者撮影

▼・音漏れのしやすさ

最大まで音量を上げた場合は音漏れが発生しますが、通常の音量で使用した場合はほとんど音漏れは気になりませんでした。これは、BUTTONS CLIPが指向性オーディオ技術を採用し、音漏れを抑える設計になっているためです。

一方、初心者向けに低価格で販売されているエントリーモデルの場合は、無指向性オーディオ仕様が多く、普通の音量でも音漏れが起こりやすい傾向にあります。そのため、音漏れが気になる人は、音漏れ対策がされているミドルレンジ以上のモデルを検討することをおすすめします。

▼・外れやすさ

BUTTONS CLIPはイヤーカフ型で耳たぶに挟むタイプですが、形状記憶合金を使っているため耳にしっかりフィットします。実際に装着したままランニングをしても、脱落することはありませんでした。反対に、安価なプラスチック製のエントリーモデルでは、運動時に外れてしまう場合があります。

また、イヤーカフ型は軽いモデルが多く、一日中使っても耳への負担が少ないのが特徴です。装着感が自然なため、長時間の使用にも向いています。

▼・音質の軽さ

イヤーカフ型は耳穴まで距離があるため、どうしてもカナル型などの耳をふさぐタイプと比べると音質が軽くなります。特に、ノイズキャンセル対応のカナル型は、低音から高音まで音質が豊かなので、比較すると音の差が大きく感じられるかもしれません。

ただし、BUTTONS CLIPは12mmチタン複合デュアルマグネットドライバーを搭載しており、イヤーカフ型の中では驚くほど質の高いサウンドが楽しめると感じました。音質にもこだわりたい場合は、ミドルレンジ以上のモデルを選ぶと満足できるでしょう。

筆者のおすすめオープン型イヤホン

筆者が特におすすめするオープン型イヤホンは、価格は高めですが、音質がよく音漏れの少ない「BUTTONS CLIP」や「HUAWEI FreeClip(税込2万3800円)」です。豊かな音質で高い満足感があります。

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HUAWEI FreeClip ※画像:筆者撮影

また、安価なイヤーカフ型の中では「cheero Wireless Open Earphones Smart Black × Gold(税込3480円)」もおすすめです。イヤーカフ型初心者の方や、まず試してみたい方にもぴったりでしょう。

オープン型イヤホンを上手に活用しよう

オープン型イヤホンはデメリットもありますが、外の音を聞きやすく、長時間の使用でも快適に使えるという特徴があり、利用シーンによっては使いやすいモデルです。現在イヤホンを使っている人も、オープン型イヤホンを併用することで、さらに便利に使い分けができるのではないでしょうか。