「業務用の小さいフライパン」を買って大正解。洗い物が楽になって料理のハードルも下がった
使っていたフライパンのテフロン加工が剥がれてきてしまい、新しいものを探していた。その際にふと脳裏をよぎったのが、フライパンという道具の扱いづらさ。一般的なフライパンは直径25cm程度で、よほど大きな食洗機でないと入れることはできない。手洗いをするにもシンクの中で場所をとってしまい、「洗い物が面倒だ」と感じる原因にもなってしまっているような気がする。
業務用の小さなフライパン

KIPROSTAR「業務用アルミフライパン 18cm(表面フッ素樹脂コーティング加工)」 税込2580円
そこで購入してみたのが、「KIPROSTARのアルミフライパン(表面フッ素樹脂コーティング加工)」の直径18cmのモデル。KIPROSTARは業務用の調理器具を扱っているメーカーで、このフライパンも本来は業務用のようだ。さまざまな厨房のニーズに応えるためかサイズ展開も豊富で、18cmから35cmまで5種類のサイズが用意されている。今回は、いつもの料理に使う25cmのものと別に、最小サイズである18cmのものを購入してみることにした。これがとても便利で、もっと早く買っておけば良かったと後悔するほどだった。
扱いやすく、洗いやすい

撮影:野口羊
18cmのフライパンは、一般的なものと比べてもかなり小ぶり。このおかげで取り回しがとても良く、非常に扱いやすいのだ。

撮影:野口羊
大きいフライパンを使うと、自然とその分たくさん食材を使ったり、ある程度しっかりとした料理を作らないといけないような気持ちになってくるもの。しかしこの小さなフライパンを使い始めてからは、冷蔵庫にある食材をとりあえず少量焼いて夕飯の足しにしたり、忙しい日にはそれだけで簡単にお昼ご飯を済ませてしまうような使い方もできるようになった。フライパンが小さくなったことで、料理そのもののハードルが少し下がったような気がしている。

撮影:野口羊
そして当然ながら、手入れも簡単だ。このサイズであれば、食洗機にも難なく入れることができる。そもそも小さいので手洗いもしやすいが、その必要すらなく使用後の後片付けができてしまうので非常に助かっている。
業務用クオリティでおいしく焼ける

撮影:野口羊
さすがは業務用なだけあって、調理器具としての完成度もとても高いと感じた。一般的に流通しているテフロン加工が施されたフライパンは、毎日の料理での扱いやすさを考慮してか、薄く軽量な作りであることが多い。しかしそうしたフライパンは、短時間で温まりやすいもののどうしても鍋肌の温度ムラが多くなり、均一にしっかり火を入れるには不向きだ。

撮影:野口羊
しかしこのKIPROSTARのフライパンは、テフロン加工でありながらしっかりと重厚な作り。使っていて、小さくても全体へ均一に火が回るような印象がある。熱伝導率も高く、肉などもこんがり焼くことができている。

撮影:野口羊
そして肝心のテフロン加工の性能も十分。まだ使い始めて4カ月程なので今後剥げてきてしまう可能性もあるが、今のところ食材がこびりついてしまうようなことは全くなく、焦げ付きやすい炒め料理などにも安心して使うことができている。
持ち手は熱くなりやすい

撮影:野口羊
唯一の欠点を挙げるとすれば、加熱時に取っ手が熱くなりやすいこと。全体が金属で作られているため、取っ手にも短時間で熱が伝わりやすいのだ。しかしこの点は、ふきんを使ったり、専用のハンドルカバーを使うことで簡単に解決することができるので、実際に使う際は特にそれほど困っていない。
料理のハードルが下がった

撮影:野口羊
質も高く、取り回しやすく、洗い物もしやすいKIPROSTARの小さなフライパン。このフライパンを使い始めてから、 とりあえずここに載せて焼いただけのような、素材も行程も少ない「簡単な料理」をすることの心理的なハードルが下がり、テイクアウトや外食で済ませてしまいそうなタイミングでも、自炊に取りかかるという選択を取りやすくなった。もっと多くの量で作る際には同時に購入した25cmのものを使っているが、特に一人暮らしの人などには、少ない量を少ない労力で料理できる「小さなフライパン」は一つの正解と言えるアイテムだと感じた。