意外と見落とす“食費節約”のコツ3つ。野菜は「近くの青果店」が穴場/50代夫婦ふたり暮らし
食べ物の値上がりがずっと続いていますね。食費を抑えるため、皆さんも日々苦心されているのではないでしょうか。そこで、案外「見落としがちな食費節約」のポイントを3つご紹介します。北海道在住・50代の夫婦ふたり暮らしで、栄養士として働いた経験をもつ本多めぐさんに伺いました。

近所の青果店兼スーパーで購入した野菜
【写真】ランチで大活躍!実家からよくもらう食材
1:青果店をマップで検索。スーパーより安いことも
節約で欠かせないポイントは「安いお店で買うこと」だと思っています。そこで注目したいのが地元の八百屋さん。野菜と果物がスーパーと比べて圧倒的に安い場合が多いのです! さらに見きり品を破格の安値で買えるケースもあります。
小さいお店だとあまり気がつかないのですが、探せば意外とあるもの。ネットで「青果店」と検索すると見つかります。近所にあればラッキーですし、通勤やお出かけの途中で周辺を通る機会があればチェックしてみましょう。また、道の駅や直売所でも季節の野菜や果物が安く売られています。ぜひ一度立ち寄ってみて。
2:「ちょっと高級なレトルト食品」で外食や出前を回避

レトルトカレーとサラダで簡単な夕食に
自炊は食費節約の基本です。外食をしたり出前をとったりすると、普段がんばって節約していても、一気に食費が爆上がりしてしまいます。なんとか出費を避けたいところですが…疲れてなにもしたくない日もありますよね。そんなときは、事前にレトルト食品を用意し、ご飯を炊くだけ、または麺をゆでるだけでメイン料理ができるようにしています。
ポイントは準備のハードルを下げておくこと。何品もつくろうと思うと心が折れるので、「お米を洗って炊く」くらいがいいですね。レトルトフードを温めて、余裕があればサラダなども添えれば夕食の完成です。
●収納もラクで災害備蓄にもなる。無印良品がお気に入り

レトルト食品は、常温で保存できるうえ、場所をとらずコンパクトに収納できるので便利ですよね。ちなみに私は、無印良品のレトルトカレーがお気に入り。1人あたり300円以上とちょっとリッチですが、自炊ではなかなか食べられない本格的な味が楽しめて満足です。また、災害備蓄としても有効活用できます。ローリングストックも兼ねて、レトルト食品の買いおきをおすすめします。
3:「いただきもの」の活用で食費節約につなげる
親や友人から食べ物をよくもらうとしたら、それを活用して上手に食費を浮かせることができます。わが家の場合、母が家庭菜園で野菜をつくっており、夏場に大量のトマトやキュウリ、ナス、ジャガイモなどを送ってくれます。日々の献立に入れて毎日食べて、食べきれない分は保存食にしたり冷凍したりと工夫して全部いただきます。
処理する手間もありますが、おかげで野菜を買うお金が浮いて数千円の節約になっています! この物価高の時代に、とてもありがたいことだと感じています。
余りがちな食材をもらって、浪費とフードロスを防ぐ

また、義実家からは贈答品や買いすぎた食材のおすそ分けをいただきます。乾物や缶詰、季節のフルーツが多いです。義実家は小食なので「食べるの手伝って」と言って持ってきてくれます。私もありがたいですし、あちらも余らせないのでWin-Win。とくに乾物はひんぱんに食べるのでとても助かりますし、果物も買うと高いのでうれしくなります。家計にもプラスです!
節約といえば「安く手に入れる」ことが基本ですが、そもそもお金を使わず、ご厚意をちゃんと活用することも節約につながります。見落としがちですが、人とのつながりも大事だと感じています。
お米や油を含む値上げが続き、エンゲル係数は高くなるばかり。主婦としてはなんとか対策していきたいところです。家計が少しでもラクになるヒントになれば幸いです。