台風6号(チャンミー) 沖縄本島は暴風や大雨に厳重警戒 西日本〜東日本も大雨のおそれ

沖縄では瞬間的に50m/s近い暴風が吹くおそれ, 西日本や東日本は接近前から雨強まる可能性, 台風の暴風域に入る確率, 台風の発生が増え始める時期

台風6号(チャンミー) 沖縄本島は暴風や大雨に厳重警戒 西日本〜東日本も大雨のおそれ

2026/06/01 04:50 ウェザーニュース

6月1日(月)3時現在、台風6号(チャンミー)は暴風域を伴って沖縄県の宮古島の南東約260kmを北上しています。

今日は沖縄本島や奄美に接近し、暴風や大雨をもたらすため厳重な警戒が必要です。明日2日(火)〜3日(水)には西日本や東日本に接近して大雨となるおそれがあります。▼台風6号 6月1日(月)3時

中心位置 宮古島の南東約260km

大きさ階級 //

強さ階級 //

移動 北北西 15 km/h

中心気圧 975 hPa

最大風速 30 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 45 m/s

沖縄では瞬間的に50m/s近い暴風が吹くおそれ

気象庁の台風予報によると、台風6号は今後さらに発達し、今夜21時には中心付近の最大風速が33m/s以上の「強い」勢力となる予想です。

進路の予想を見ると、台風はこのまま北上を続け、今日15時には那覇市の那覇市の南南西約80kmに中心位置があると予想されています。

沖縄本島のすぐ西を通過することに加え、沖縄本島は台風の進行方向右手側の「危険半円」にあたるため、暴風の影響がいっそう強まりやすいと考えられます。

沖縄本島地方は、大雨警報、土砂災害警報、暴風警報、波浪警報、高潮警報の可能性がいずれも「高」となっています。

沖縄では瞬間的に50m/s近い暴風が吹くおそれ, 西日本や東日本は接近前から雨強まる可能性, 台風の暴風域に入る確率, 台風の発生が増え始める時期

ウェザーニュースPro「風の予想」 台風の最接近となるよりも前から瞬間的に50m/s近い暴風が吹き、街路樹や農業施設等が倒壊するほどの危険な風となるおそれがあります。屋根瓦や看板などが吹き飛んだりすることも考えられるため、荒天の間は頑丈な建物の屋内で、窓から離れて過ごすようにしてください。

断続的に雨も強まり、1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。総降水量は多いところで200mm前後に達し、低地の浸水や土砂災害等の危険性も高まります。

明日2日(火)には進路を次第に北東に変え、奄美大島の西の海上を通過する見通しです。奄美地方でも今日から次第に風雨が強まり、2日(火)にかけて沖縄本島地方と同様に荒天となるおそれがあるため厳重な警戒をしてください。

西日本や東日本は接近前から雨強まる可能性

台風がまだ沖縄付近に存在する時点から、台風の北東側には梅雨前線の雨雲がのびていて、今日から次第に西日本や東日本にかかり始めます。

台風と高気圧の間を吹く南東からの風によって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線付近では局地的に雨雲が発達する可能性があります。台風がまだ離れた所にあっても油断ができません。

その後、明日2日(火)からは台風本体が九州や四国に接近し、3日(水)には東日本にも接近する予想で、台風本体の雨雲により雨や風が強まることが予想されます。

沖縄では瞬間的に50m/s近い暴風が吹くおそれ, 西日本や東日本は接近前から雨強まる可能性, 台風の暴風域に入る確率, 台風の発生が増え始める時期

太平洋側の地域を中心に3日(水)にかけて大雨となって、3日間の総雨量は多いところで400mmを超えるおそれがあります。大雨による土砂災害や河川の増水・氾濫、低地の浸水等に警戒してください。

台風の接近時には風も強まり、瞬間的には30m/s前後の暴風が吹く可能性も考えられます。沖縄ほどではなくても外出が危険な状況になる場合があるため、2日(火)〜3日(水)は今後の台風情報をこまめに確認し、予定の変更等を早めにご検討ください。

台風の暴風域に入る確率

台風の暴風域に入る確率が50%以上の府県予報区(気象庁)

茨城県 75 %

埼玉県 66 %

千葉県 93 %

東京都

東京地方 74 %

伊豆諸島 97 %

神奈川県 84 %

山梨県 71 %

長野県 64 %

岐阜県 56 %

静岡県 92 %

愛知県 82 %

三重県 93 %

滋賀県 54 %

大阪府 68 %

兵庫県 63 %

奈良県 90 %

和歌山県 97 %

徳島県 82 %

香川県 51 %

愛媛県 58 %

高知県 90 %

宮崎県 89 %

鹿児島県(奄美除く) 99 %

奄美地方 100 %

沖縄本島地方 100 %

宮古島地方 51 %

台風の発生が増え始める時期

沖縄では瞬間的に50m/s近い暴風が吹くおそれ, 西日本や東日本は接近前から雨強まる可能性, 台風の暴風域に入る確率, 台風の発生が増え始める時期

平年の台風発生数 台風の発生は今月6日に発生した台風5号(ハグピート)以来で、今月2つめの台風発生です。

今年は1月から5月まで毎月台風が発生しています。1951年からの統計で、1月から5月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。

5月の台風発生数の平年値は1.0個で、例年台風の発生が増え始める時期です。今年も台風シーズンに向けて大雨や暴風への対策を進めるようにしてください。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「チャンミー(Jangmi/장미)」は韓国が提案した名称で、ばらを意味する韓国語からとられています。