「つくりおき」がなくてもすぐ完成!50代がくり返しつくるリアルな時短献立
仕事から帰宅したあとの夕飯づくりは手間がかかるし、毎日のこととなるとやる気もなくなりがち。フルタイムの会社員だった、ライフオーガナイザーのきくともさんも、子どもが小さい頃は「早く食べさせて寝かさないと…」という焦りもあって気ぜわしいものだったそう。手間を軽くし、やる気を保つために、当時から、50代の今も実践している時短料理の工夫について語ります。

しょうゆ麹に漬け、帰宅後は揚げるだけのから揚げは家族に好評
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「〇〇するだけ」の小さなおかずがあると安心
私は長くフルタイムの会社員として働き、産休・育休を経てワーママとして忙しい日々を過ごしてきました。
忙しいなかでもできるだけ手づくりでおいしい食事をつくりたいと思いながらも、帰宅してからの短時間で毎日充実した食事をつくることはなかなか大変なことでした。週末は平日にできない家事もあり、大量のつくりおきをつくる時間と労力もなかなか残っていませんでした。

新タマネギはレンチンしてカツオ節とだしじょうゆをかければ絶品
できるだけ短時間で夕飯をつくりたい。そのため私が実践していたのは「〇〇するだけ!」ごはんです。焼くだけ、ゆでるだけ、冷蔵庫から出すだけ。そんなレパートリーを駆使して平日の夕飯をつくっています。
ほとんどの野菜は、焼くだけ、ゆでるだけ、蒸すだけのものにおいしい塩やドレッシング、タレなどを添えて1品として食卓に並べます。
蒸した温野菜はおいしくなるし、カボチャやレンコンは素焼きや、素揚げするだけで香ばしくおいしくなります。新タマネギやトウモロコシは電子レンジ調理で甘く立派な1品に。これだけでも日々の副菜としてかなりのレパートリーになります。
メインのおかずには発酵調味料活用がおすすめ

自家製のタマネギ麹は市販のコンソメスープの素の代わりに、スープの味つけにも便利!
メインの肉や魚は下味冷凍で時短準備をしています。いちばん簡単なのは、塩麹やしょうゆ麹に漬け込んで冷凍したもの。 使うときは出勤前に冷蔵庫に移動させて解凍。帰宅後はフライパンで焼くだけ、油で揚げるだけ、オーブンでグリルするだけと、これまた帰宅後は簡単な工程でおいしく調理できておすすめです。
発酵調味料は体にいいのはもちろん、それだけ食材をおいしく柔らかく仕上げてくれる魔法の調味料です。市販のものも手軽でおいしいですが、案外簡単に自家製でもつくることができる優秀な調味料です。わが家では、塩麹、しょうゆ麹、タマネギ麹などを常備するようにしていて、下味だけでなくさまざまな料理の味つけに活用しています。
オーブンで焼くだけ。わが家の定番の「ポテトグラタン」

わが家の定番の「ポテトグラタン」
また、子どもが小さいうちはとくに、オーブン調理を活用していました。ボタンひとつで調理がスタートし、火どおりを細かく気にする必要がなく、その間に別のことをできるメリットがあります。
タマネギとベーコンをさっと炒め、レンチンしたジャガイモと合わせて耐熱皿に入れ、生クリームとチーズをかけてオーブンに。10分後にはポテトグラタンのでき上がりです。
これは子どもの大好物。今でもわが家の定番で、寒い季節にはよく登場するメニューです。
キッチンが整っていれば、それだけで気持ちにゆとりが生まれる

出かける前と寝る前はキッチンをリセット。片づけは明日の自分への優しさです
簡単、時短のメニューだけでなく、キッチンを整える習慣と仕組みづくりも料理のやる気にひと役買ってくれました。帰宅後、朝の洗い物が残っているキッチンでは、ため息をつきながら片づけから始めることになってしまって料理のやる気がダウン。
朝は夕方の自分のため、夜は朝の自分のため、片づけは少し先の未来の自分をラクにしてくれるもの。キッチンはストレスなく、使いやすい収納の仕組みをつくり、使ったあとはその都度リセットしておく。それが忙しい毎日でもストレスなく料理をする最大の秘訣だと思っています。