良いことだらけ? 1カ月の「自炊のみ」生活を送ってみた

自炊は節約にもなるし…。
- 筆者は1カ月、自炊のみの生活を送ってみることにした。
- 食費はそこまで増えなかったし、外食しなくなったことでかなりの節約になった。
- 1カ月経つと、食べる野菜の量が増え、元気になり、料理をするのが楽しくなっていた。
筆者は料理もお菓子作りも好きだけれど、外食も大好きだし、夕食を作る時間なのにダラダラしてしまうこともある。
わたしのパートナーも同じだ。つまり、わたしたちは毎週、食料品の買い出しにも外食にもたくさんのお金を使っているということだ。
そこで、わたしは1カ月、全ての食事を自宅で作ることに決めた。外食をやめ、料理に時間を割くのは大変だと分かっていたけれど、決意は固かった。
1カ月に及ぶチャレンジからわたしが学んだことをいくつか紹介しよう。
植物性たんぱく質や野菜・果物を中心にすることで、食費を抑えつつお腹いっぱいに

Paige Bennett
筆者は10年近くベジタリアン生活を送ってきたが、健康上の理由から最近になって肉を取り入れ始めた。
ただ、肉が食費をいかにかさませるのか、わたしはすぐに愕然とした。パートナーと食費を折半していても、だ。
使う肉の量を抑えつつ、満足のいく食事にするために、わたしは全ての料理に植物性たんぱく質と野菜を入れることにした。
高騰している卵や肉の代わりに、わたしはオートミールやヨーグルトにフルーツを乗せたものを朝食として食べることにした。タンパク質はシード類やナッツ類から摂る。
昼食や夕食には野菜や果物をたくさん使う。悪くなりかけの野菜は手早くカレーソースで料理したり、市販の冷凍フラットブレッドに挟むなどして、生ゴミを減らすよう心がけた。
時間がない時は、プリメイドの食材を使って無理なく

Paige Bennett
料理をする時間があまりないなと思った時は、プリメイドの食材に頼った。
例えば、冷凍のフラットブレッドに自分の好きなものをトッピングするなら簡単だ。瓶詰めのソース、箱入りのパスタ、すりおろしたチーズも、ピンチの時には大活躍する。
コスパがものすごく良いとは言えない選択だけれど、プリメイドの食材は、特に忙しい日には重宝した。何でも自分でいちから作らなくても、恥じる必要はない。
イベント事も自宅で過ごせば、料理も安く済む

Paige Bennett
わたしが1カ月の自炊生活にチャレンジしている間も、ディナーデート含め、いろいろなイベント事があった。
外に食べに行かないと、特別感がないんじゃないかと不安だったけれど、わたしたちはレストラン並みの料理を作り、特別な時間を共有した。お金を節約しながら。
ある日のディナーデートには、チキンカツにレモンガーリックのパスタとスティックセニョールを添えたものを、別の日にはラムチョップにアスパラガスとマッシュポテトを添えたものを作った。
どちらも、それなりのレストランで食べれば1人25ドル(約3600円)以上はするだろう。食材を買ってきて作った方が安い(そして、余りが出ることもある)。
アルコール代も節約できる

Paige Bennett
自宅で過ごすディナーデートは、2人でワインのボトルをシェアできるという点でも節約になった。
キッチンにある炭酸水メーカーで作ったスパークリングウォーターを使って、モクテルを作ることもできた。これもレストランでノンアルコールのドリンクを注文するより安上がりだ。
自宅で食事をすると、食事だけでなく、飲み物の費用も抑えつつ、楽しい時間を過ごすことができる。
自宅で料理をすることで、さまざまな特別な瞬間を共有することもできた

Paige Bennett
チャレンジ期間中の週末に、わたしの母と妹が訪ねてきたこともあった。外に食べに行く代わりに、みんなで一緒に料理をした。
わたしたちはケールとマッシュルーム、ビン詰めのソースを使ってパスタを作った。デザートにはチョコレートをかけた、イチゴ入りのチーズケーキも作った。見た目は良くなかったけれど、美味しかった。
家族と一緒に楽しく、サッと作れたことに驚くとともに喜びを感じた。
テイクアウトはせず、自炊を貫いた… シンプルなレシピを選ぶことで簡単に

Paige Bennett
パートナーが出張などで不在の時は、テイクアウトで済ませることが多かったけれど、チャレンジ期間中は自分のために簡単だけど美味しい食事を作るようにしていた。
りんごとケール、ベーコンが入ったホワイトチェダーパスタを作ったり、グリルチーズとバジルトマトスープを作ったり、レンズ豆入りの簡単なパスタを作ったりもした。
複雑なレシピやネット注文を必要としない、夕食を特別なものにする新しい方法を見つけるのは楽しかった。
料理に疲れた時は、残り物を活用すること

Paige Bennett
これまでのわたしは、朝食と昼食はほぼ自宅で食べるものの、夕食はそうはいかないことが多かった。
パートナーもわたしも仕事で疲れている時は、自宅で作ろうと思っていた夕食をやめて、しばしば外に食べに行っていた。
ただ、チャレンジ期間中は、料理をする気が起きない時には残り物を活用することを学んだ。飽きないような活用法も考えた。
その結果、鶏肉やローストした野菜など、特定の余り物は付け合わせやソースを変えることで、簡単に別の料理に生まれ変わらせることができると分かった。
新しいレシピを試したり、パントリーに食材を確保しておくことでバーンアウトを避けることができた

Paige Bennett
新しいレシピを見つけることで、キッチンでの退屈を防ぐことができた。
チャレンジ期間中、わたしはにんじんとルッコラのサラダや、ココナッツチキン、ラムカツなどいろいろな新しいレシピに挑戦した。この3つは、今ではわたしのレパートリーになっている。
また、果物や野菜を冷凍保存しておいたり、シード類やナッツ類、豆などの定番食材をパントリーにストックしておくことで、料理を頑張る気力がない時でも組み合わせるだけでシンプルな夕食を手軽に作ることができた。
自炊生活を1カ月続けただけで、数百ドルの節約に

Paige Bennett
パートナーとわたしは普段、週に1~3回はカジュアルな外食(1度に30~50ドルくらい)をし、月に1度はちょっと素敵なディナーデート(すぐに150~300ドルくらいはいってしまう)を楽しむことが多かった。
今回のチャレンジをする前は、通常の食費にプラスして外食に少なくとも週に100ドルは使っていた。
食料品は今、安くない。それでも、自炊生活を続けた1カ月の食費は大幅に節約できた。
しかも、驚いたことに食費(普段なら週に70~120ドル)はチャレンジ期間中もそれほど増えなかった。これは恐らく、時間をかけて食事の計画を立てたからだろう。食材もあまり無駄にせずに済んだ。
デリバリーを注文するような"ラクな道"を捨てて、毎食、自宅で料理をすることを自分に課せば、食材を腐らせたり、存在を忘れたりすることもなくなる。
チャレンジ開始から2週間くらいすると、気分も良くなってきた

Paige Bennett
1カ月のチャレンジ期間中、わたしが食べた野菜や果物の量はこれまでに比べて圧倒的に増えた。
後半戦に差しかかる頃には、以前よりもエネルギーがわいてくるような感覚があった。これも健康的な食事のおかげだと思う(春のような暖かい気候もあったとは思うけれど)。前よりも遠くまで散歩に出かけたり、ジムで長い時間を過ごせるようになった。
外でカクテルを注文する代わりに、自宅でモクテルを飲むようになったこともわたしの体調にとってプラスになったように感じる。
ちなみに、今年に入ってからチャレンジ期間が終わるまでの間にわたしの体重は4.5キロくらい落ちた。精神的にも肉体的にもいい感じだ。
結果、この今回のチャレンジは「成功」

Paige Bennett
1カ月の自炊生活を経て、わたしは自分たちの楽しみを犠牲にすることなく、大いにお金を節約し、元気になった。
外食は大好きだ。ただ、今回のチャレンジのおかげで、わたしたちは家で食事を作ることでどれだけの節約になるのか、改めて気付いた。素晴らしいレシピも自分たちのレパートリーに加わったことだし、これからはレストランでの食事はもっと特別な時にとっておいて、外食の回数を減らそうと考えている。
料理をするのは面倒に感じることもあるけれど、新しいレシピと"我が家の定番"を組み合わせることで楽しむことができると分かった。
そして、今回のチャレンジのおかげで、瓶詰めのソースや冷凍のフラットブレッドといったプリメイドの食材が自炊のハードルをどれだけ下げてくれるかも分かった。忙しい日の夜はなおさらだ。
あまりに良い結果だったので、チャレンジ期間が終わった今もわたしは自宅で簡単な食事をよく作っている。