【朝日杯FS】唯一の「1月生まれ」を高評価 好データ“準コンプリート”のアドマイヤクワッズを推奨

【朝日杯FS】唯一の「1月生まれ」を高評価 好データ“準コンプリート”のアドマイヤクワッズを推奨

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勝ち馬はすべて「前走1着馬」

21日に阪神競馬場で第77回朝日杯フューチュリティステークスが行われる。年末に中距離GⅠ・ホープフルSが控えていることもあり、2023年勝ち馬ジャンタルマンタルのような、将来のマイル王候補が出走してくる出走してくるケースが多い。

一方で、2021年には翌年のダービー馬ドウデュースを輩出しているように、マイル戦ながらも後のクラシックホースが誕生する可能性も秘めている。

そんな朝日杯FSにはどのような傾向があるのか。ここでは2024年京都開催も含めた過去10回のデータを基にして検証していく。

☆所属

美浦2勝(3連対)、栗東8勝(17連対)。勝率、連対率、複勝率ともに栗東所属が優勢となっている。

☆キャリア

キャリア2戦馬から連対馬が11頭出ている。キャリア1戦馬は7頭とサンプルは少なめだが、4頭が馬券に絡んでいる。一方、キャリア4戦馬は連対率が3%台と低く、キャリアを5戦以上の馬はすべて馬券圏外となっている。

☆前走クラス

どの条件からもまんべんなく勝ち馬が出ている。そのなかでリステッド組は3頭とサンプルこそ少ないものの、1着と3着馬が1頭ずつ出ている。参考程度ではあるが、覚えておいて損はない。

☆主な前走

それなりの母数があるレースで比較すると、サウジアラビアRC組の成績が頭ひとつ抜けていい。次点でデイリー杯2歳S組が続く。

☆前走着順

勝ち馬はすべて前走1着馬から。2着馬が出ているのは、前走1着、2着、7着馬からのみ。

☆前走人気

勝ち馬10頭はすべて前走2番人気以内からで、2着馬も9頭は前走3番人気以内から。残る1頭は前走10番人気以下(2018年にクリノガウディー)だった。

☆その他

1月生まれの馬は、複勝率50.0%と好成績。完成度の高さがものをいうレースのようだ。

一方、前走1400m以下だった馬は勝率1.5%、連対率4.5%と振るわない。また、前走の3コーナーを8番手以下で通過した馬からは、勝ち馬が出ていない。

“1頭抜けた存在”が浮上

今回の登録馬に該当するデータをまとめていく。

【好走率アップ】

A「栗東所属」

B「キャリア1戦か2戦」

C「前走サウジアラビアRC」

D「前走1着」

E「前走1番人気」

F「1月生まれ」

【勝率ダウン】

G「前走1400m以下」

【勝ち馬なし】

H「前走2着以下」

I「前走10番人気以下」

J「前走3角8番手以下」

【連対馬なし】

K「キャリア5戦以上」

L「前走1、2、7着以外」

M「前走4~9番人気」

最初に、プラスデータを勝率順に並べてみる。結果は以下の通り。

プラスデータ6つのうち、5つを満たすアドマイヤクワッズが断然の存在だ。最も勝率がいいC「前走サウジアラビアRC組」ではないが、次位のF「1月生まれ」に唯一該当する馬。次位がプラスデータ3つなので、データ的にかなり信頼度が高い軸といえるだろう。

ここからは相手探し。連対馬がなし「K~M」に該当しない馬を対象として検討する。プラスデータを連対率順に並べると、以下のようになる。

プラスデータ3つに該当しているのは、エコロアルバ(BCD)、スペルーチェ(BDE)、リアライズシリウス(BDE)、レッドリガーレ(ABD)の4頭となる。

このうち、連対率トップのF「1月生まれ」は該当馬なし。次点のC「前走がサウジアラビアRC」にはエコロアルバだけが当てはまる。よって、エコロアルバを対抗とする。

3番目に良いE「前走1番人気」にはスペルーチェとリアライズシリウスが該当。この2頭はプラスデータが「BDE」と全く同じなので、ここでは別の観点から比較する。

スペルーチェは、勝ち馬こそ出ていないJ「前走3角が8番手以下」に該当するものの、同データからは2着が4頭出ており、相手候補という意味では悪くない。よって、スペルーチェを▲、リアライズシリウスを△とする。残るレッドリガーレは押さえ評価とした。

◎アドマイヤクワッズ

◯エコロアルバ

▲スペルーチェ

△リアライズシリウス

×レッドリガーレ

《ライタープロフィール》

門田 光生(かどた みつお)

競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。

今年は過去イチといえるぐらい、いろいろなところの忘年会に誘ってもらっています。お酒は飲まないので食べる専門ですが、体調と血圧に気をつけながら、楽しみたいと思います。

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