解凍不要で手軽に鶏肉料理、共働きに照準、時短後押し 理研ビタミン、手間省きおいしく【経済トレンド】

「比較的安価な鶏むね肉がおいしく料理できます。魚の切り身を入れてもいいです」と話す理研ビタミンの菊子拓真さん=東京都新宿区
理研ビタミンが2025年3月に発売したパウチ入りの調味料「パッとジュッと」が好調だ。別途購入した鶏肉を一口サイズに切り、パウチに入れてもみ込み冷凍庫にストック。調理時は解凍せずにそのまま焼ける。商品企画を担当した菊子拓真(きくこ・たくま)さんは「下味をつけて肉を冷凍保存しても『解凍が手間だ』『おいしく焼けない』となる場合が多く、その課題を解消した商品を出せないかと考えました」とヒットのヒントを話す。(共同通信=出井隆裕記者)
解凍不要でおいしく仕上げるために特許技術を使った植物由来の食品改良剤入りの「肉ピタソース」を採用した。「元々は他の食品メーカー向けの業務用でしたが、家庭用に生かしました。肉汁を逃がさずにしっとりジューシーに焼けます」
発売から約9カ月で累計出荷数は44万袋に達した。「ねぎ塩麹チキン用」「甘旨ヤンニョムチキン用」など3種類を展開しており、実勢価格はいずれも213円。
冷凍食品市場の伸びに着目し、共働き子育て世帯の時短の需要に応える商品を目指した。「私自身も家庭では晩ご飯を担当しており、子育てと仕事の合間の準備で解凍が面倒という実感がありました」
入社以来、研究部門で働いていたが、2021年に企画部門に異動。「パッケージも新規性が伝わるように『冷凍ストックして解凍なしで焼ける』というメッセージを前面に打ち出しています」。秋田県出身、38歳。

理研ビタミンの「パッとジュッと ねぎ塩麹チキン用」

「比較的安価な鶏むね肉がおいしく料理できます。魚の切り身を入れてもいいです」と話す理研ビタミンの菊子拓真さん=東京都新宿区

「比較的安価な鶏むね肉がおいしく料理できます。魚の切り身を入れてもいいです」と話す理研ビタミンの菊子拓真さん=東京都新宿区

「比較的安価な鶏むね肉がおいしく料理できます。魚の切り身を入れてもいいです」と話す理研ビタミンの菊子拓真さん=東京都新宿区
「さまざまな環境で挑戦を」 ノーベル化学賞、北川進さん講演
ちいかわコラボに大行列、香港 現地スシロー40店舗、限定品も
超加工食品へ「戦争宣言」 米連邦政府、食品指針を改定