「しびれ」ブーム 麻婆豆腐が人気 専門店や個性派も
いま、麻婆豆腐や麻辣湯(マーラータン)といったしびれる料理が人気だそうです。食卓でもおなじみの麻婆豆腐。人気の高まりから専門店が続々と登場しています。
■追い山椒(さんしょう)の“しびれ”にはまるお客さん続出

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中華料理の枠を越え、日本独自に進化を続ける「麻婆豆腐」。去年、東京・新橋に出店した麻婆豆腐専門店「株式会社マーボードウフ」。昼のみの営業ですが店内は連日、満席状態。具材にとことんこだわり、麻婆豆腐1品で勝負しています。
株式会社マーボードウフ・菅野康太オーナー
「脂身が多い肉を使っているが、羊の脂はすごくおいしい。麻婆豆腐にすると、この脂が溶け込んで全体的に肉のうまみがでる」
食べ応えを意識し、大きめにカットしたラム肉。お味は?
「ラム、おいしい。(お肉)大きい」
そしてもう1つ、この店が人気な理由が…。
「ここに来たら追い山椒」
実はこれ、1本2000円。舌を刺す刺激の中にかんきつ系のような爽やかな香りがする国産の高級山椒が卓上に置かれています。
「おいしい。最高です」
「しびれが欲しくなるときはある。疲れて刺激的なものが食べたいとき、しびれが欲しくなる」
追い山椒のしびれにはまるお客さんが続出しているのです。
株式会社マーボードウフ・菅野康太オーナー
「しびれ料理のブームは確実にこの1年、特に高まっている。これから麻婆戦国時代がやってくる」
グルメ情報サイト「ぐるなび」で去年、「よく食べる激辛料理」で1位となった「麻婆豆腐」。「しびれ」の検索ワードがここ2年で4.8倍となり、“シビ辛”を求める人が増えていることで注目されているといいます。
■刺激の頂点を求める人のために登場

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お昼時に行列ができていたのは、こちらも麻婆豆腐専門店「麻婆豆腐TOKYO 神田本店」。
「これはご飯泥棒。辛いだけじゃなく、あとからうまみがでてきて、最後、鼻を突きぬけるようなスパイスの香りが充満する」
刺激の頂点を求める人のために登場したのが、これでもかとのせられた赤唐辛子。お皿の上は真っ赤に染まっています。その名も「激辛麻婆豆腐『炎魔ENMA』」。
色が白い麻婆豆腐を食べているお客さんも。唐辛子を使わず、辛いものが苦手の人にも人気、鶏肉ときのこの塩味の「うま塩麻婆豆腐」です。
「唐辛子系の辛さが得意じゃなく、食べてみようかなと。山椒好きな方ははまるかもしれない」
ほかにもカレー用のスパイスを加え、モッツァレラチーズをのせた「チーズカレー麻婆豆腐」。酸味とニンニクの香りが効いた「スーラー麻婆豆腐」など、全5種類を提供しています。
■飲食チェーンが麻婆豆腐を始めたワケ

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家庭ではなかなかマネできない味。その波は、飲食チェーンにも。
肉めしが人気なお店「肉めし岡もと 新橋店」で、期間限定で販売しているのが「肉麻婆丼」。店の看板商品のゴロゴロとした煮込み肉と、大きめな豆腐を使いボリューム満点の一品です。
「ちょっと辛くて」
「山椒も効いてておいしい」
そして、ここにもいました。
「やっぱりマーラー系のしびれ、辛シビ系が好き」
飲食チェーンが麻婆豆腐を始めたワケは…。
肉めし岡もと ストアサポートマネジャー・深谷章さん
「いま町中華、麻辣湯が世間ですごく注目されている。お客様が喜んでくれるのではないか」
広がる個性派「麻婆豆腐」。しびれる人は今後も増えそうです。