【6月支給分から年金増額】結局いくら増える? 60歳代・70歳代・80歳代「みんなの平均年金月額」を一覧表で整理
- 【2026年度最新】国民年金は1.9%、厚生年金は2.0%の引き上げ
- あなたはいくらもらえる?ケース別の年金額シミュレーション
- ケース1:厚生年金期間中心の男性
- ケース2:国民年金(第1号被保険者)期間中心の男性
- ケース3:厚生年金期間中心の女性
- ケース4:国民年金(第1号被保険者)期間中心の女性
- ケース5:国民年金(第3号被保険者)期間中心の女性
- 60歳代シニアの年金事情!ふつうは月額いくらもらってる?
- 【60〜69歳】厚生年金の平均月額
- 【60〜69歳】国民年金の平均月額
- 70歳代・80歳代シニアの年金事情!ふつうは月額いくらもらってる?
- 【70〜79歳】厚生年金の平均月額
- 【70〜79歳】国民年金の平均月額
- 【80〜89歳】厚生年金の平均月額
- 【80〜89歳】国民年金の平均月額
5つのモデルケース別に受給できる年金額をシミュレーション

【6月支給分から年金増額】結局いくら増える?60歳代・70歳代・80歳代「みんなの平均年金月額」を一覧表で整理
老後の資金計画や生活設計において、「年金をいくら受給できるか」は非常に重要な要素です。
2026年度は物価上昇の影響を受けて、国民年金で1.9%、厚生年金で2.0%の引き上げとなりました。
今回は2026年度の最新の年金額に加えて、60歳代シニアの平均年金受給額についても紹介します。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【2026年度最新】国民年金は1.9%、厚生年金は2.0%の引き上げ
公的年金の支給額は、物価の変動を受けて毎年見直しが行われています。
2026年度においては、国民年金で前年度比1.9%、厚生年金で前年度比2.0%の引き上げが決定しました。
また、厚生労働省によると、2026年度の年金額の例は以下のとおりです。

令和8年度の年金額の例
・国民年金の月額(満額・1人分):7万608円(前年度比+1300円)
・厚生年金の月額(標準的な夫婦世帯):23万7279円(前年度比+4495円)
厚生年金の月額でモデルケースとなっている「標準的な夫婦世帯」とは、以下の条件が前提となっています。
・夫:会社員や公務員として平均的な収入(平均標準報酬45万5000円)で40年間就業
・妻:専業主婦やパートなどで厚生年金の加入歴なし
つまり、厚生年金の年金額例として示されている「23万7279円」という金額は、夫の厚生年金+国民年金と、妻の国民年金を合計した年金月額です。
なお、改定後の年金額は2026年4月分から反映されます。
4月分・5月分の年金が支給されるのは6月であるため、4月15日の支給分は改定前の金額であることを押さえておきましょう。
あなたはいくらもらえる?ケース別の年金額シミュレーション
年金額は個人差が大きいことから、「自分はいくらもらえるのか」と気になる人も多いでしょう。
ここでは、厚生労働省が公表する「多様なライフコースに応じた年金額(概算)」を参考に、2026年度のケース別の年金額例を紹介します。
※2024年度に65歳を迎えた人を想定して概算

ライフコースに応じた年金額(概算)
ケース1:厚生年金期間中心の男性
〈年金月額〉17万6793円
・平均厚生年金期間:39.8年
・平均収入:50万9000円(賞与含む月額換算)
・年金月額:17万6793円(国民年金6万9951円、厚生年金10万6842円)
ケース2:国民年金(第1号被保険者)期間中心の男性
〈年金月額〉6万3513円
・平均厚生年金期間:7.6年
・平均収入:36万4000円(賞与含む月額換算)
・年金月額:6万3513円(国民年金4万8896円、厚生年金1万4617円)
ケース3:厚生年金期間中心の女性
〈年金月額〉13万4640円
・平均厚生年金期間:33.4年
・平均収入:35万6000円(賞与含む月額換算)
・年金月額:13万4640円(国民年金7万1881円、厚生年金6万2759円)
ケース4:国民年金(第1号被保険者)期間中心の女性
〈年金月額〉6万1771円
・平均厚生年金期間:6.5年
・平均収入:25万1000円(賞与含む月額換算)
・年金月額:6万1771円(国民年金5万3119円、厚生年金8652円)
ケース5:国民年金(第3号被保険者)期間中心の女性
〈年金月額〉7万8249円
・平均厚生年金期間:6.7年
・平均収入:26万3000円(賞与含む月額換算)
・年金月額:7万8249円(国民年金6万9016円、厚生年金9234円)
それぞれのケースを比較すると、働き方や厚生年金の加入期間により将来の年金額に大きな差が生じることがわかります。
厚生年金中心の場合の年金月額は、男性で約17万7000円、女性で約13万4000円です。
一方で、国民年金中心の場合の年金月額は約6〜8万円となっています。
ただし、これらはあくまでもモデルケースであるため、実際に受け取る年金額は個人によって異なります。
ご自身の年金見込額を知りたい場合は、ねんきん定期便やねんきんネットで確認しましょう。
60歳代シニアの年金事情!ふつうは月額いくらもらってる?
本章では、厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、60歳代シニアが実際に受け取っている年金月額を紹介します。
【60〜69歳】厚生年金の平均月額

60歳代の厚生年金の平均月額
・60歳:9万9664円
・61歳:10万4455円
・62歳:10万9323円
・63歳:6万8758円
・64歳:8万3901円
・65歳:14万9862円
・66歳:15万2378円
・67歳:15万2356円
・68歳:15万2709円
・69歳:15万1284円
※65歳未満で厚生年金を受給している人の中には、特別支給の老齢厚生年金のうち比例報酬部分のみの受給者も含む
【60〜69歳】国民年金の平均月額

60歳代の国民年金の平均月額
・60歳:4万5186円
・61歳:4万6371円
・62歳:4万7784円
・63歳:4万7258円
・64歳:4万7896円
・65歳:6万1240円
・66歳:6万1369円
・67歳:6万1345円
・68歳:6万1293円
・69歳:6万978円
※65歳未満の受給者は繰り上げ受給を選択した人
本来の年金受給開始年齢である65歳以上に焦点を当てると、厚生年金の平均年金月額は約15万円、国民年金の平均年金月額は約6万円となっています。
70歳代・80歳代シニアの年金事情!ふつうは月額いくらもらってる?
ここからは、参考までに70歳代・80歳代のシニアの年金月額についても確認していきましょう。
【70〜79歳】厚生年金の平均月額

70歳代の厚生年金の平均月額
・70歳:15万455円
・71歳:14万8371円
・72歳:14万6858円
・73歳:14万5583円
・74歳:14万7774円
・75歳:15万1410円
・76歳:15万1241円
・77歳:15万962円
・78歳:15万862円
・79歳:15万3115円
【70〜79歳】国民年金の平均月額

70歳代の国民年金の平均月額
・70歳:6万1011円
・71歳:6万770円
・72歳:6万234円
・73歳:6万32円
・74歳:5万9813円
・75歳:5万9659円
・76歳:5万9555円
・77歳:5万9349円
・78歳:5万9124円
・79歳:5万8676円
【80〜89歳】厚生年金の平均月額

80歳代の厚生年金の平均月額
・80歳:15万3729円
・81歳:15万5460円
・82歳:15万7744円
・83歳:15万9994円
・84歳:16万2555円
・85歳:16万3947円
・86歳:16万5577円
・87歳:16万5557円
・88歳:16万6200円
・89歳:16万6767円
【80〜89歳】国民年金の平均月額

80歳代の国民年金の平均月額
・80歳:5万8623円
・81歳:5万8269円
・82歳:5万8003円
・83歳:5万7857円
・84歳:5万9675円
・85歳:5万9425円
・86歳:5万9228円
・87歳:5万9204円
・88歳:5万8756円
・89歳:5万8572円
70歳代・80歳代シニアの年金月額は、厚生年金で14〜16万円台、国民年金で5〜6万円台となっています。
おわりに
2026年度は、厚生年金・国民年金ともに引き上げとなりました。
実際の年金受給額は現役時代の働き方などによって異なり、特に厚生年金の加入期間は将来の年金額に大きな影響を与えます。
退職後は年金が収入の中心となりますが、厚生年金の加入歴がないまたは短い場合、年金のみでの生活は難しいのが実情です。
まずはご自身の将来の年金見込額を確認した上で、現役時代から資産形成や貯蓄計画に取り組んでおくと安心です。
参考資料
・厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
・厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
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