【みんなの貯蓄額】40〜70歳代のリアルな中央値を世帯別にチェック!貯蓄3000万円以上ある人は何割?
- 40~70歳代・単身世帯の平均貯蓄額は?「中央値」との比較で実態を探る
- 40歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 50歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 60歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 70歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 40~70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額は?単身世帯との違いも確認
- 40歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 50歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 60歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 70歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
- 貯蓄3000万円以上を保有する世帯はどれくらい?年代・世帯別の割合
- 二人以上世帯の場合
- 老後資金を着実に準備するための貯蓄のコツ
- まとめ:平均値との比較から家計を見直す第一歩を
単身・二人以上世帯で比較

【みんなの貯蓄額】40〜70歳代のリアルな「中央値」を世帯別にチェック!「貯蓄3000万円以上」ある人は何割?
もうすぐゴールデンウィークがやってきます。年に数回しかない長期休暇を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。一方で、2026年4月に入ってからも続く食料品などの値上げは、家計にとって大きな負担となっています。
このようなまとまった休みが取れる時期は、普段なかなか時間を割けない「家計」や「貯蓄」についてじっくり考える絶好の機会です。家計管理や資産形成の方法は多岐にわたるため、情報収集や自分に合った選択肢を見つけるには、ある程度の時間が必要になります。
そこで今回は、40歳代から70歳代の平均的な貯蓄額を世帯別に見ていきます。「平均値」と実態に近いといわれる「中央値」の違いや、貯蓄3000万円以上を持つ世帯の割合も確認しながら、将来に向けた貯蓄のヒントを探ります。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
40~70歳代・単身世帯の平均貯蓄額は?「中央値」との比較で実態を探る
「他の人は一体どれくらい貯蓄しているのだろう」と、周囲の懐事情が気になる方は少なくないでしょう。
ここでは、金融経済教育推進機構(J-FLEC)が公表している「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」のデータをもとに、年代ごとの貯蓄額を詳しく見ていきます。※この調査における金融資産保有額は、預貯金に加えて株式、投資信託、生命保険などを含みますが、日々の生活費の出し入れに使う普通預金口座の残高は対象外です。
貯蓄の状況は世帯構成によって大きく変わるため、この記事では「単身世帯」と「二人以上世帯」に分けてデータを比較します。
はじめに、単身世帯の貯蓄額から見ていきましょう。
平均貯蓄額

出所:金融経済教育推進機構「2025年家計の金融行動に関する世論調査」をもとにLIMO編集部作成
40歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:859万円
・中央値:100万円
50歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:999万円
・中央値:120万円
60歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:1364万円
・中央値:300万円
70歳代・単身世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:1489万円
・中央値:500万円
単身世帯のデータを見ると、平均値と中央値の間に大きな開きがあることがわかります。これは、一部の富裕層が平均値を引き上げている一方で、多くの人がそれほど多くの金融資産を保有していないという実態を反映していると考えられます。
平均額が1000万円に近づくのは50歳代ですが、より実態に近い中央値は、どの年代でも1000万円を下回っています。
次に、二人以上世帯のデータも確認してみましょう。
40~70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額は?単身世帯との違いも確認
二人以上世帯の貯蓄額は、単身世帯と比較してどのような特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
平均貯蓄額

出所:金融経済教育推進機構「2025年家計の金融行動に関する世論調査」をもとにLIMO編集部作成
40歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:1486万円
・中央値:500万円
50歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:1908万円
・中央値:700万円
60歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:2683万円
・中央値:1400万円
70歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
・平均:2416万円
・中央値:1178万円
二人以上世帯では、すべての年代で平均貯蓄額が1000万円を上回っています。
中央値に注目すると、60歳代で初めて1000万円を超え、70歳代でもその水準を維持していることがわかります。
貯蓄3000万円以上を保有する世帯はどれくらい?年代・世帯別の割合
かつて「老後2000万円問題」が注目を集めましたが、近年の物価上昇を考えると「3000万円は確保したい」と考える方も増えているかもしれません。
実際に、貯蓄額が3000万円以上ある世帯はどのくらいの割合で存在するのでしょうか。
単身世帯の場合
・40歳代:9.9%
・50歳代:10.4%
・60歳代:15.6%
・70歳代:17.5%
単身世帯では年代によって差はありますが、およそ1割から2割弱の世帯が3000万円以上の貯蓄を保有しているようです。
二人以上世帯の場合
・40歳代:13.1%
・50歳代:18.8%
・60歳代:27.2%
・70歳代:25.2%
二人以上世帯ではその割合が高まり、特に60歳代と70歳代では約4世帯に1世帯が3000万円以上の貯蓄を持っている計算になります。
もちろん、この水準の資産を築くためには、現役時代からの計画的な積み重ねが不可欠といえるでしょう。
老後資金を着実に準備するための貯蓄のコツ
「老後」というとまだ先のことのように感じられ、強い意志だけで資金を貯め続けるのは簡単ではありません。着実に資産を形成するためには、毎月決まった額を自動で積み立てる「仕組み」を活用するのが効果的です。
最初に積立額や金融機関を設定する手間はありますが、一度手続きを済ませてしまえば、あとは自動的に貯蓄が進んでいきます。仕事や子育てで忙しい現役世代こそ、こうした仕組みを上手に利用したいところです。
また、積立の方法として預貯金だけでなく「金融商品」の活用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
例えば、多くの金融機関では投資信託の積立サービスを提供しています。投資には元本割れのリスクが伴いますが、預貯金よりも効率的に資産を増やせる可能性があります。
ある程度の貯蓄ができたら、ご自身のリスク許容度を把握したうえで、資産運用を検討してみるのも一つの選択肢です。ゴールデンウィークのような長期休暇は、こうした情報収集や貯蓄計画の見直しを行う良い機会になるでしょう。
まとめ:平均値との比較から家計を見直す第一歩を
これまで貯蓄額のデータを見てきましたが、平均値と中央値の乖離が大きいことから、資産の保有状況は人によって大きく異なることがうかがえます。
まずは今回ご紹介した平均値や中央値を参考に、ご自身の家計の現在地を客観的に把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
もし現状のままでは将来の貯蓄に不安を感じるようであれば、固定費の削減や貯蓄方法の変更などを検討する必要があるかもしれません。
少し工夫するだけで、収入を大幅に増やさなくても貯蓄ペースを上げることは可能です。ぜひご自身に合ったやり方を見つけてみてください。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
・金融経済教育推進機構「2025年家計の金融行動に関する世論調査」
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