インテリアデザイナーに聞いた、キッチンを安っぽく見せてしまう3つの間違い

キッチンを豪華に見せようとすると、間違いをしやすい。
- キッチンを豪華に見せようとすると失敗することがよくある。
- インテリアデザイナーによると、地味な配色や間違った照明を使うと安っぽく見えてしまうという。
- キャビネットの取っ手といった細部にこだわることも重要だ。
自宅のリフォーム番組を見たことがあるなら、キッチンは家の高級感を上げることも下げることもできることをご存知だろう。
豪華なキッチンを作ろうとすると、失敗することがある。そこで、キッチンを安っぽく見せてしまう間違いについて、2人のインテリアデザイナーに話を聞いた。
地味な配色と間違った照明
専門家によると、人々が魅了されるニュートラルなカラーは、モダンなキッチンを安っぽく見せてしまう可能性がある。
イギリスを拠点とするインテリアデザイナーで、Eustace Studionの創業者のシャーロット・ユースタス(Charlotte Eustace)は、ミレニアル世代のグレーのキッチンが好きではないとBusiness Insiderに話した。
「すごく安っぽく見える」と彼女は言い、キッチンではグレーは「冷たく」見えることもあると付け加えた。強い照明でも同じ印象を与えることがある。
「もし照明が冷たく、ニュートラルな色を使っていても、全体が冷たい雰囲気だったりすると、安っぽく見えてしまう安っぽく見える可能性がある」と彼女は語った。
「一般的に、豪華で居心地の良い場所は、温かみのある空間だ」

キッチンに色が足りないと、安っぽく見えてしまうことがある。
ミネアポリス出身のインテリアデザイナーのジュリアナ・ガニ(Juliana Ghani)は、グレー、黒、白など「無菌のように見える色を多く使わない」ようにしているという。特にLEDライトは絶対に避けるべきものだという。
「青いLEDライトがあると、手術室のように見える」と彼女は言い、温かみのある照明を使うことは、キッチンを豊かで家庭的に見せる最も簡単な方法だと付け加えた。
もしキッチンにもっと多くの色を取り入れたいなら、ナス色、オリーブグリーン、バーガンディなどのダークな色が2025年のトレンドだとガニは語った。
高級感は細部に宿る
ガニは、高級キッチンは見た目に美しくなるように設計されているが、より基本的なキッチンでは家電が部屋の中心となると指摘した。
「キッチンを設計するときの間違いは、とくにオープンコンセプトのキッチンでは、家電がスペースを占領してしまうことだと思う」とガニは話した。
「豪華なキッチンでは、家電にパネルを付けて一体化させたり、見た目が異なるものは隠す方法をとったりする」
「ステンレスの家電が並ぶのは、ぜいたくな印象を与えない」

家電がキッチンの印象を決めるべきではない。
ユースタスも同意し、スぺース全体を人の目がどうとらえるかについてはキッチンの細部が大きな違いをもたらすと語った。例えば、キャビネットの取っ手、カウンタートップの石材、コンセントのパネルなどの選び方次第で、空間の高級感が失われるという。
「キッチンはとても素敵なのに、取っ手などを見てすぐに『ああ、全体の印象を安っぽくしている』と思ってしまう」とユースタスは高級感のないカーブがついた取っ手について語った。
ハードウェアをアップグレードすることはキッチンに高級感をもたらす簡単な方法だ。ガニは、つや消しのクロムやニッケル、真鍮メッキをすすめた。
カウンターに物が多すぎる
ガニは、カウンターに物を多く置ぎすぎると、ごちゃごちゃして雑然として見えると話した。
一方で、毎日使う料理本や家電をカウンターに置くと、生活感のあるスペースに見える。ユースタスもこれに同意し、キッチンを居心地の悪い場所に見せたくないと話した。
「いつもショールームのように、誰もそこで生活していないように、すべてを隠そうとする固定概念があると思う」とユースタスは語った。
「モノを外に置くことや、少しくらい雑然とすることを恐れるべきではないと思う」
「実際に毎日使っているものは生活の証であり、安っぽく見せるものではない」と彼女は付け加えた。だが、カウンターに電子レンジを置くことは、彼女の意見では見た目によくないという。

電子レンジなどの家電が置いてあると、安っぽく見えてしまう。
「あなたにとって、納得できるものでなければならない」と、カウンターに置くものについて、ガニは言う。
「トーストを食べるのに、毎日トースターを取り出さなければならないなら、それは不便だろう」
「キッチンをカスタムまたはリフォームするなら、バトラーパントリーやウォークインパントリーを設けるように勧めている。そこに、家電や、砂糖、塩、コショウなどを置けるからだ」とガニは付け加えた。
そして最も重要なこととして2人のデザイナーがアドバイスしたのは、その人のパーソナリティをスペースに持ち込むことを恐れないでほしいということだ。家庭的なキッチンは、最高のキッチンだ。