《月額20万円の公的年金》受給するのは難しい?「厚生年金+国民年金が月額20万円の人」3つの特徴とは?

「厚生年金+国民年金」月額20万円受給する人の割合も解説!

「厚生年金+国民年金」の受給額が月額20万円の人の割合は?, 厚生年金受給者の年金受給額(額面), 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴1.会社員や公務員としての勤務経験がある, 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴2.高年収で勤務期間が長い, 平均年収ごとの目安年金受給額(額面), 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴3.繰下げ受給を利用している, 年金がいくらもらえるのかシミュレーションしよう!

《月額20万円の公的年金》受給するのは難しい?「厚生年金+国民年金が月額20万円の人」3つの特徴とは?

「年金をたくさんもらって、ゆとりのある老後を過ごしたい」と思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際に高額な年金をもらえる人はごくわずかです。

では、高額な年金を受け取る人にはどのような特徴があるのでしょうか。

本記事では、厚生年金+国民年金を「月額20万円」受給する人の特徴を3つ紹介します。

ゆとりのある老後を過ごしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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「厚生年金+国民年金」の受給額が月額20万円の人の割合は?

まずは、厚生年金+国民年金を「月額20万円」受給する人がどの程度いるのか確認しましょう。

厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金受給者の年金受給額(国民年金+厚生年金)の分布は以下のとおりです。

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厚生年金受給者の年金受給額(厚生年金+国民年金)

厚生年金受給者の年金受給額(額面)

「厚生年金+国民年金」の受給額と割合

・月額20万円以上21万円未満 4.99%

・月額21万円以上22万円未満 3.90%

・月額22万円以上23万円未満 2.72%

・月額23万円以上24万円未満 1.78%

・月額24万円以上25万円未満 1.18%

・月額25万円以上26万円未満 0.75%

・月額26万円以上27万円未満 0.45%

・月額27万円以上28万円未満 0.25%

・月額28万円以上29万円未満 0.13%

・月額29万円以上30万円未満 0.06%

・月額30万円以上 0.09%

・平均年金月額 14万3973円

*厚生年金保険受給権者には、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、定額部分のない報酬比例部分のみの 65 歳未満の受給権者が含まれています。

厚生年金受給者のなかで月額20万円以上の年金を受給する人の割合は、わずか16.3%となっています。

また「厚生年金+国民年金」の平均年金受給額は月14万3973円です。

やはり、月額20万円の年金を受け取ることは、難しい傾向にあることがわかります。

《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴1.会社員や公務員としての勤務経験がある

「厚生年金+国民年金」の受給額が月額20万円の人の割合は?, 厚生年金受給者の年金受給額(額面), 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴1.会社員や公務員としての勤務経験がある, 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴2.高年収で勤務期間が長い, 平均年収ごとの目安年金受給額(額面), 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴3.繰下げ受給を利用している, 年金がいくらもらえるのかシミュレーションしよう!

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少数派である月額20万円の年金を受給できる人には、どのような特徴があるのでしょうか。

まず、月額20万円以上の年金をもらうには、会社員や公務員としての勤務経験が必要です。

公的年金は、国民年金と厚生年金の2つに分かれていますが、厚生年金は会社員や公務員経験がある人のみが受け取れます。

2025年度の国民年金の満額受給額は月額6万9308円のため、月額20万円の年金を受給するには厚生年金の受け取りが欠かせません。

そのため、会社員や公務員経験がないと月額20万円の年金をもらうことは難しいです。

《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴2.高年収で勤務期間が長い

厚生年金の受給額は、会社員・公務員時代の平均年収や勤務期間などによって決まります。

具体的には、平均年収が高く勤務期間が長いほど、厚生年金の受給額は高額になります。

例えば、以下の条件で平均年収別の目安年金受給額を確認しましょう。

・1973年生まれ

・23歳から65歳到達まで会社員として勤務

・65歳から年金受取を開始

シミュレーションの結果は以下のとおりです。

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平均年収ごとの「年金目安受給額」シミュレーション

平均年収ごとの目安年金受給額(額面)

平均年収 年金受給額の目安(額面)

・200万円 月10万7000円

・300万円 月12万7000円

・400万円 月14万2000円

・500万円 月16万2000円

・600万円 月18万1000円

・700万円 月19万7000円

・800万円 月21万3000円

・900万円 月23万4000円

月20万円の年金を受け取るには、平均年収800万円が必要となります。

そのため、年金受給額を上げたい人は、少しでも年収を上げたり長く働くことを意識してみるとよいでしょう。

《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴3.繰下げ受給を利用している

年金は通常65歳から受け取りを開始しますが、最長75歳まで受給開始時期を遅らせることも可能です。

これを「繰下げ受給」と呼び、受給開始時期を遅らせるほど年金受給額は高額となります。

例えば、70歳に年金の受給開始を遅らせると、65歳から年金を受け取る場合と比較して受給額は42%の増額です。

「厚生年金+国民年金」の受給額が月額20万円の人の割合は?, 厚生年金受給者の年金受給額(額面), 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴1.会社員や公務員としての勤務経験がある, 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴2.高年収で勤務期間が長い, 平均年収ごとの目安年金受給額(額面), 《月額20万円の公的年金》を受給する人の特徴3.繰下げ受給を利用している, 年金がいくらもらえるのかシミュレーションしよう!

繰下げ受給

例として65歳から年金を受給開始する場合、受取額が月額15万円ほどの人が、受給開始年齢を70歳に遅らせると月額21万3000円ほどの年金を受け取れます。

少しでも年金額を増やしたい人は、定年退職後に再雇用や再就職で働きながら、年金の受け取り開始時期を遅らせることを選択肢に入れてみるとよいでしょう。

ただし、ライフスタイルや資産の状況などに合わせて、年金を受け取るタイミングを決めることが大切です。

年金がいくらもらえるのかシミュレーションしよう!

本記事では年金を「月額20万円」以上もらえる人の特徴を紹介しましたが、自分がこのままいくと年金をどのくらいもらえるのか気になった人もいるでしょう。

そのような人は、日本年金機構の「ねんきんネット」を使うのがおすすめです。

現在の年収や働き方をもとにどれくらい年金が受け取れそうかを簡単にシミュレーションできるので、ぜひ利用してみてください。

参考資料

・厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

・厚生労働省「公的年金シミュレーター」

・日本年金機構「年金の繰下げ受給」