波乱相場に勝つにはレジェンドの教えを活かせ!バフェット流長期投資のキホンを解説!

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波乱相場が続く今こそ、レジェンド投資家・バフェットの投資法を学ぼう! 歴史上もっとも成功した投資家の一人といえば、米国のバークシャー・ハザウェイCEOのウォーレン・バフェットだ。今回は、そんなバフェットの投資法のキホンをわかりやすく解説! 目先の株価の変動にとらわれず、長期で優れた会社に投資してみたい人はぜひチェックを!(ダイヤモンド・ザイ編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2025年9月号別冊付録の「長期投資の神様のワザを盗め!【バフェット流】株の選び方」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

「トランプ関税」などで荒れた相場が続くときは、

バフェットの“揺るがない長期投資”を参考にしよう!

 2025年に入ってからの株式市場は、トランプ関税の影響で乱高下。NISA(少額投資非課税制度)で長期投資を目指している人も、不安を感じることが多いかもしれない。そんなときこそ参考にしたいのが、歴史上もっとも成功した投資家の一人であるウォーレン・バフェットの投資法だ。

 バフェットは御年94歳ながら、未だにその発言が世界中から注目されているレジェンド投資家。米国の投資会社バークシャー・ハザウェイの経営権を取得してから、およそ60年で株価を約6万7000倍にまで押し上げた。この間の年平均リターンは約20%と、同期間のS&P500の平均リターン(約10%)を大きく上回っている。

 この驚異的な成果を支えたのが「独自の基準で選んだ優良企業に長期投資を行う」という、バフェット流の投資法だ。その投資法はどのように培われたのか。バフェットの経歴を簡単に振り返ってみよう。

 バフェットは幼い頃からビジネスに強い関心を示し、6歳のときにはガムを仕入れて売るという形で初めて「利益を得る」経験をした。その後も、ピンボールマシンのレンタル事業など、10代の頃からさまざまなビジネスに挑戦している。

 やがて投資の世界に足を踏み入れたバフェットは、大学院で「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアムに師事。グレアムの教えに従い、「会社の本質的価値よりも大幅に安い価格で株を買う」という割安株投資を実践していた。

 だがその後、長年のビジネスパートナーとなるチャーリー・マンガーの影響を受け、投資スタイルが進化。単に「割安な株」を買うのではなく、「競争優位性を持ち、将来も安定して成長できる優良企業」への投資へと軸を移した。これこそ、今のバフェット流の投資法の基本となる考え方だ。

バフェットの投資法は明快で誰もがマネしやすい!

特別な知識やスキルがなくても優良株は探せる

「競争優位性を持ち、将来も安定して成長できる優良企業」として、バフェットがこれまでに投資してきた銘柄を2つ紹介しよう。

 1つ目は、バフェットが好んだ銘柄としてよく知られる「コカ・コーラ」。コカ・コーラの強みは、圧倒的なブランド力と世界的な販売網だ。バフェットは、それまで苦戦していた同社の経営に改善の兆しが見えた1989年に購入。以後、2015年までコカ・コーラ株はバークシャー・ハザウェイの保有株のトップに君臨していた。

 2つ目は「アップル」だ。“アップルブランド”を愛する熱烈なファンの存在や、経営者のティム・クックの手腕などを評価して、バフェットは2016年にアップル株を購入。2023年から2024年にかけて保有株の半分以上を売却していたことが判明したものの、現在もバークシャー・ハザウェイの保有比率1位だ。

 2つの銘柄は、どちらもバフェットの購入後、長期にわたって右肩上がりの上昇を続けている。まさに、長期投資のお手本のような成功例といえるだろう。

 コカ・コーラもアップルも事業内容が明快で、バフェットが注目したポイントもわかりやすい。「優れた会社を安く買って長く持つだけ」というバフェット流の投資術は、特別な知識やスキルがなくてもマネしやすいところが魅力なのだ。