レッドブル重鎮マルコ、新代表メキーズ主導のチーム改革を称賛「影響は非常に大きい」角田裕毅の車両アプデ計画も強力推進

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ローレン・メキーズ新代表のチームを率いる手腕を高く評価している。

 メキーズ新代表は今年7月9日、長年レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表を務めたクリスチャン・ホーナーの後任として、レーシングブルズ代表から”昇格”。就任後はグランプリ初日のチーム戦略を変更した。またセカンドドライバーである角田裕毅のマシンアップデート計画推進にも貢献し、角田は4度のF1チャンピオンであるエースのマックス・フェルスタッペンとほぼ同等のマシンスペックを手にした。

 就任から約2ヵ月が経過し、マルコはメキーズ新代表の取り組みを高評価。初日からマシンのパフォーマンスを最大限引き出すアプローチが導入されたと説明した。

「主にフリー走行へのアプローチが異なる。我々は様々なことを試し、フリー走行中に既に限界に接近できるようプッシュしている」とマルコはSky Germanyにそう語った。

「これによりマシンの最大パフォーマンスをより早く見つけられ、過去と比較してセットアップの方向性が大きく外れることがなくなる」

 イタリアGPの予選ではフェルスタッペンがポールポジションを獲得。角田は10番手タイムを記録したが、フェラーリのルイス・ハミルトンに5グリッド降格ペナルティが適用されるため、決勝は9番手からスタートする。

 予選後Sky Germanyとの別のインタビューの中で、マルコはメキーズ新代表がチーム、特に初日の走行プランに与えた影響について繰り返し述べた。

「非常に大きな影響だ。アプローチは彼から直接導入されたモノだ」とマルコは言う。

「技術的なレベルではコミュニケーションが大幅に改善され、それがチーム全体にいい影響を与えている」

「例えば10番手フィニッシュのユウキを見ればその影響がわかる。彼が最後にQ3進出をしたのがいつだったか、正直なところ思い出せない。明らかに改善傾向を感じることができる」

Helmut Marko, Red Bull Racing

 またマルコはこうも続けた。

「今回は我々が経験した中でも最高の金曜日だった。正直、こんなに良い金曜日を過ごすことができたのは久しぶりだ。フリー走行への取り組み方、全体的なアプローチを変えた。マシンに新しいフロアを投入し、マックスは最初から良い感触を示していた。段階的にマシンを微調整した。常に接近していたが、金曜日は主にセクター1でタイムを失っていた」

「今はその問題を解決し、同時にレースに向けたセッティングにも注力した。最高速度が突出していなかったから、レースでは比較的ダウンフォースを抑えたバランスを選択したが、それでもポールポジションを争えるだけのダウンフォースは確保した」

「そしてマックスが見事に完遂した。最終セクターで再び力を発揮し、さらに0.1秒を削り取った。現代レースでは非常に大きなアドバンテージだ」

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