パナソニックの万博パビリオン、約3万人来場 滑り出し好調 企画の小川執行役員、手応え

大阪・関西万博に出展しているパビリオン「ノモの国」の反響について語るパナソニックホールディングスの小川理子執行役員=大阪府門真市

パナソニックホールディングス(HD)が2025年大阪・関西万博に出展しているパビリオン「ノモの国」の来場者が、24日までに約3万人に達した。企画を担当した小川理子(みちこ)執行役員が25日、報道陣の取材に応じて明らかにした。同社は万博期間中に45万人の来場を見込んでおり、好調な滑り出しとなった。

ノモの国は「子供の想像力を解き放つ体験」の提供を目指しており、パナソニックHDが得意とする360度の映像システムや立体音響の技術を多く盛り込んだ体感型の展示が特徴となっている。現在、予約のみでほぼ満員の状態で、小中学生の団体やインバウンド(訪日客)など、国や地域、年齢を問わず多くの人が訪れているという。

小川氏は「子供を中心に『こんな体験したことない』や『また来たい』という声をいただいている」と説明。45万人の目標達成に向けて、「まだ様子見をしている人もいるかもしれないが、会期の後半になるにつれて来場者が増えてくるのではないか」と自信を見せた。また、パビリオンの世界観をテーマにした約34分のオリジナルアニメもノモの国の特設サイトで公開していることから、「ぜひアニメを見て会場に足を運んでほしい」とPRした。

一方、万博を運営する日本国際博覧会協会の理事としての立場から「受け入れ枠を拡大できるパビリオンはないかなど日々検討している。並ばずに楽しめるところもお薦めしていきたい」と述べ、混雑緩和に向けた取り組みを進めていくとした。(桑島浩任)