【新NISA・積立投資】50歳から65歳までの15年間で「毎月5万円」を積立投資!資産額はいくら?《運用利回り別》
【積立額別】15年間で「2000万円」作りたい!積立額はいくら?

【新NISA・積立投資】50歳から65歳までの15年間で「毎月5万円」を積立投資!資産額はいくら?《運用利回り別》
2025年も残すところあと3カ月となりました。
新NISA(ニーサ)で資産運用をしている方は、年間の非課税枠を計画通り使い切れそうですか?「口座は開設したものの、何に投資すべきか迷っているうちに時間が過ぎてしまった」という方もいるかもしれません。
新NISAのつみたて投資枠を活用した積立投資は、長い時間をかけることで価格変動のリスクを抑えながら、着実に資産を増やす効果が期待できます。
今回の記事では、この新NISAに注目し、以下の点を詳しく見ていきます。
・新NISAの制度:今年の非課税枠をどう活用すべきか
・運用シミュレーション:新NISAを活用すると、どの程度資産が増える可能性があるのか
ぜひ最後までご覧になり、この秋から資産形成を加速させるヒントを見つけてください。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
2024年からスタートした「新NISA(少額投資非課税制度)」とは?
NISA(ニーサ)は、2014年に資産形成を後押しする目的で始まった制度で、2024年に内容が拡充され「新NISA」として再スタートしました。
大きな特徴は、投資で得た利益が非課税となる点です。
本来であれば利益や配当金には約20%の税金が課されますが、NISA口座を利用すればその税負担がなくなり、利益を丸ごと受け取ることができます。

【写真全4枚中1枚目】新NISA「非課税」のしくみ、2枚目以降で、新NISAの特徴や、積立投資シミュレーション結果を見る!
ただし、NISAで投資できる金額や対象となる商品には一定の制限があります。
そこで次章では、NISAの主な特徴を整理して確認していきましょう。
知っておきたい「新NISA」の6つの特徴をおさらい

【新NISA】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の特徴
・非課税保有期間は無期限
・「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用OK
・年間投資枠は、つみたて投資枠「年間120万円」・成長投資枠「年間240万円」
・非課税保有限度額は1800万円(内、成長投資枠1200万円)※枠の再利用可能
・つみたて投資枠の投資対象商品は「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」
・成長投資枠の対象商品は「上場株式・投資信託等」
「投資」と聞くと、ある程度まとまった資金が必要だと考える方も多いかもしれません。
しかし近年は、500円や1000円といった少額から始められる商品が増えており、NISAを利用すれば投資信託や株式などへも少額で投資することが可能です。
では、毎月少しずつ積み立てて投資した場合、どの程度資産を増やせるのかをシミュレーションしてみましょう。
【利回り別】50歳から65歳までの15年間で「毎月5万円」を積立投資!資産額はいくら?
本章では、新NISAを活用した積立投資によって資産がどの程度増えるのかを、以下の前提条件に基づき、想定利回り1~5%で試算します。
・50歳から65歳までの15年間で老後資金をつくる
・積立額は毎月5万円
・投資信託は「安定的な運用」を重視した1~5%の商品
そのシミュレーション結果は、次のとおりです。

【新NISA】想定利回り別「月5万円」積立投資シミュレーション結果
試算結果:積立投資「毎月5万円」×15年×「年1~5%」の試算評価額は?
想定利回り:資産評価額(元本部分は900万円)
・年1%:970万6000円
・年2%:1048万6000円
・年3%:1134万9000円
・年4%:1230万5000円
・年5%:1336万4000円
15年間にわたり毎月5万円を積み立てれば、1000万円を超える資産を築ける可能性があります。
元本900万円に対し、運用によって約70万~436万円の上乗せが見込まれる試算です。
ただし、投資には常にリスクがあるため、5%前後のリターンを期待できる一方で、同程度の5%前後の損失が生じる可能性がある点を理解しておくことが重要です。
【積立額別】50歳から65歳までの15年間で「2000万円」作りたい!積立額はいくら?
老後に必要な資金は世帯によって差がありますが、ここでは目標額を2000万円とした場合に、50歳から65歳までの15年間で毎月どの程度積み立てればよいかを試算してみます。
想定として、年利3%で投資信託に運用した場合のシミュレーション結果を以下に示します。

【新NISA】積立金額別「想定利回り3%」積立投資シミュレーション結果
試算結果:積立投資「1~12万円」×15年×「3%」の試算評価額は?
毎月の積立金額:資産評価額
・1万円:227万円
・3万円:680万9000円
・6万円:1361万8000円
・9万円:2042万8000円
・12万円:2723万7000円
※想定利回り:年3%
シミュレーションによると、年利3%で15年間運用した場合、毎月9万円を積み立てることで資産が「2000万円超」に到達することがわかりました。
ただし、毎月9万円という金額は負担が軽いとは言えません。
さらに、利回りはあくまで想定にすぎないため、必ずしも目標額に届かない可能性も考慮しておく必要があります。
老後資金の準備は早めに取り組むことが重要であり、20歳代や30歳代から始めても早すぎることはありません。
たとえば、30歳から65歳までの35年間で2000万円を目指すとすると、利回り3%で運用した場合、毎月の積立額は「2万6971円」で達成可能です。
このように、時間を味方につけることで毎月の負担を抑えながら、着実に目標に近づけることができるでしょう。
長期的な視点で資産形成の計画を
この記事では、新NISA(ニーサ)制度の仕組みを確認した上で、「50歳から65歳までの積立投資」に焦点を当て、毎月5万円を積み立てた場合の資産額を利回り1%〜5%のパターンでシミュレーションしました。
また、毎月の積立金額を変えた場合の運用成果もご紹介しました。
積立金額や利回りが大きくなるほど、最終的な運用成果が良くなるのは当然の結果です。しかし、これらの要素と同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが積み立てや運用の「期間」だといえます。
新NISAのメリットを最大限に活かし、将来的に大きな資産を作り上げるには、できるだけ早く始め、長く、コツコツと継続していくことが何よりも重要です。
運用期間が長ければ長いほど、複利の効果が最大限に発揮されます。今日のシミュレーションを機に、ぜひ長期的な視点で資産形成の計画を見直してみてください。
参考資料
・金融庁「NISAを知る」
・金融庁「つみたてシミュレーター」