『ガンダム』単独で異例の売上増加 年度予想を1600億円→2300億円に大幅上方修正

『ガンダム』関連事業は26年度に創通からバンダイナムコフィルムワークスに統合予定(C)Bandai Namco Entertainment Inc.

バンダイナムコホールディングスは6日、2026年3月期の中間期決算にて同社の主要IP(知的財産)別の売上高動向を公表。なかでも『ガンダム』が大幅に伸長していることが明らかになった。

【画像】ガンダム、ドラゴンボール、ワンピース…バンナムHD単体での作品別売上【表】

作品別動向表によると4月〜9月までの『ガンダム』半期売上高は1,272億円を記録した。これは昨年度の年間売上高1,535億円に迫る実績となっている。

万博、アニメ、ゲームと展開豊富な半年間に

あわせて注目したいのが年度売上高予想。同社は前回8月の第1四半期決算時に1,600億円と公表していたが、今回は2,300億円となっており、700億円の上方修正を実施した。

2025年5月時点の作品別売上動向

同社の看板IPであるだけに、中核事業であるトイホビー事業による貢献が大きく、ガンプラやコレクターズフィギュアなどのハイターゲット層向け商品が引き続き好調に推移した。

加えて、4月にスタジオカラー共同制作アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の放送、大阪・関西万博での「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の出展を行った。これにより、同社は「話題の盛り上がりと商品・サービスの相乗効果により拡大をはかることができた」とコメントしている。

また、同じく4月にはスマートフォン向けゲーム『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』をサイバーエージェントとの共同開発にてリリース。公開半月で300万ダウンロードを突破するなど、デジタル・リアルともに好調が続いている。

なお、売上予想は『ドラゴンボール』が次点で高く、1,500億円となっている。その他作品は以下の通り。(※東映アニメーションなど、他社で発生した売上は含まない点に注意)

IP別売上高(グループ全体/抜粋)

・アンパンマン:前年通期実績114億円→来期予想120億円

・ウルトラマン:前年通期実績140億円→来期予想120億円

・仮面ライダー:前年通期実績307億円→来期予想285億円

・機動戦士ガンダム:前年通期実績1,535億円→来期予想2,300億円

・スーパー戦隊:前年通期実績64億円→来期予想65億円

・DRAGON BALL:前年通期実績1,906億円→来期予想1,500億円

・NARUTO:前年通期実績269億円→来期予想220億円

・プリキュア:前年通期実績79億円→来期予想95億円

・ONE PIECE:前年通期実績1,395億円→来期予想1,400億円