【春節】福岡で「脱・中国依存」の動き 空港で九州産イチゴの食べ比べ 主なターゲットは東南アジアからの観光客

中国で旧正月、春節の大型連休が始まりました。日中関係が冷え込む中、日本への旅行客は減少するとみられています。福岡の現場を取材すると、中国依存からの脱却を図る動きが見えてきました。

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■小川ひとみアナウンサー

「国際線の到着口です。大きなキャリーケースを持った外国人観光客が続々と訪れています。」

福岡空港には16日、多くの旅行客の姿が見られました。

■中国から訪れた人

「中国から来ました。私の家族は日本旅行が好き。日本人は親しみやすい。」

「すしやラーメンを(食べたい)。」

中国では15日から、旧正月の春節に伴う大型連休が始まりました。

現地では、ことしは9連休で過去最長と報じられていて、春節前後も含めると過去最多となる延べ95億人が移動すると予測されています。

春節の大型連休といえば、例年、日本各地に大勢の中国人旅行客が訪れ、観光地がにぎわう光景が広がっていましたが、ことしは状況が異なります。中国政府が去年11月以降、日中関係の政治的な緊張を背景に、日本への渡航自粛を呼びかけているのです。

去年12月に日本を訪れた中国人観光客は33万400人で、前の年の同じ時期に比べ、半分近く減少しています。

福岡空港の運営会社によりますと、福岡空港と中国を結ぶ航空便は、去年12月には週に57便が稼働していましたが、その後、路線の休止などが相次ぎ、現在は週に25便と半分に満たない状態です。

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例年のような春節での集客は見込めない中、福岡空港では。

■小川アナウンサー

「こちらには九州産のイチゴがずらりと並んでいて、空港内は甘い香りが漂っています。」

九州各県で収穫されたイチゴ、9品種・1200食が並び、試食会が行われました。

■韓国から訪れた人

「甘い。」

Q.日本のイチゴは好きですか?

「はい。」

■中国から訪れた人

「甘くて見た目が良いし、新鮮。」

九州のイチゴの品質をアピールするイベントですが、主なターゲットは中国ではなく、東南アジアからの観光客です。

■九州農政局・緒方和之局長

「今までは中国、韓国、台湾の方が多かったのですが、タイ、ベトナム、シンガポールなど東南アジアの方にもしっかりと九州イチゴの魅力をアピールしたい。」

特に着目しているのはタイからの観光客だといいます。

タイは東南アジアの中でSNSの利用率が高く情報が広がりやすいことや、福岡との直行便があり輸送時間も短いことなどがその理由です。