下落続いたサンリオ株価が再び上昇「クロミ」など人気で業績修正、株式5分割も発表で一時S高

クロミDJ。2025年4月にサンリオピューロランドで開催されたイベントにて

株式会社サンリオが12日、2026年3月期第3四半期(10-12月期)決算を発表。連結業績予想の上方修正や増配予想、同時に公表した株式分割などにより、同社株価が一時ストップ高を記録。2025年下期からの下落基調から一時急回復が確認された。

【画像】決算資料とは思えないキュートな表紙に。(全4枚)

決算資料とは思えないキュートな表紙

業績予想によると、売上高は前期比31.5%増の1906億円、営業利益は45.0%増の751億円、経常利益は42.9%増の764億円、当期純利益は24.6%増の520億円を見込んでおり、直近に公表していた業績予想から一桁幅での修正となった。

海外では欧州や南米の伸び顕著

第3四半期までの累計では、売上高1431億円、営業利益623億円といずれも前年同期を大きく上回った。

国内外でライセンス事業および物販事業が伸長し、前期に50周年施策を実施したハローキティに加え、今期はクロミやマイメロディなど周年を迎えたキャラクターの人気がグローバルで継続したことが業績を押し上げた。共通会員サービスSanrio+の会員数も2025年12月末時点で約310万人に達している。

地域別では、日本が売上高852億円、営業利益406億円と堅調に推移。テーマパーク事業では、サンリオピューロランドでのパレード刷新や季節イベントが集客と売上増に寄与し、ハーモニーランドも増益となった。

海外では、欧州が売上高79億円、営業利益23億円と増減率120%を上回る大幅な伸びを示した。南米も売上高22億円、営業利益6億円と倍増に近い成長となり、アジアは中国や韓国、台湾、東南アジアを中心に売上高288億円、営業利益149億円と高い伸びを示した。

あわせて、同社は株式分割の実施と株主優待制度の変更も発表。投資単位の引き下げを通じて、個人投資家の関心向上と投資しやすい環境を整えるため、具体的には現行の普通株式1株を5株に分割する。

※本記事は「オタク総研(https://0115765.com)」で掲載された内容の二次配信です