日本の「富裕層」の割合とは? 富裕層とは資産いくらから対象になる? 年々増え続ける「日本の富裕層」の実態

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物価高が続く昨今。4月は食料品の値上げラッシュとなり、支出の増加を実感するご家庭もあるでしょう。

物価高に苦しむ世帯がある一方で、日本では基本的に富裕層が増えています。

今回は日本の富裕層の割合と推移にクローズアップ。資産いくらから富裕層に該当するかなどもみていきましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

日本の「富裕層」の割合とは?富裕層とは資産いくらから対象になる?

株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」によると、純金融資産1億円以上5億円未満が「富裕層」、5億円以上が「超富裕層」と定義付けられています。

日本には純金融資産が1億円以上の世帯が165万3000世帯あるとのことです。階層別の世帯数と資産をみていきましょう。

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富裕層の割合

超富裕層(5億円以上):11.8万世帯/135兆円

富裕層(1億円以上5億円未満):153万5000世帯/334兆円

・準富裕層(5000万円以上1億円未満):403万9000世帯/333兆円

・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):576万5000世帯/282兆円

・マス層(3000万円未満):4424万7000世帯/711兆円

※純資産額で考えるため、たとえ金融資産が1億円あったとしても、住宅ローンなどの借入金がある場合は、その借入金を差し引いた金額で資産額を考えます

実際、1億円以上の資産を持つ富裕層は基本的に増加しています。

では、この富裕層の増加の背景には、どのような要因があるのでしょうか。

なぜ日本で富裕層が増加しているのか?

前章と同じ資料を基に確認すると、2005年から2023年にかけて、富裕層の世帯数は着実に増加しています。

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富裕層の推移

さらに、資産の観点から見ると、超富裕層と富裕層が保有する資産総額は、年々増加し続けていることが分かります。

・2015年:272兆円

・2017年:299兆円

・2019年:333兆円

・2021年:364兆円

・2023年:469兆円

日本で富裕層が増加している背景には複数の要因が存在していると考えられます。

次章では、その具体的な要因について詳しく探っていきます。

日本で富裕層が増加している4つの要因

富裕層が近年増加している背景には、以下のような要因が考えられます。

・経済の成長と資産形成の機会拡大

・金融政策と低金利

・株式市場の上昇

・相続や贈与によるもの

順に詳しくみていきましょう。

要因1:経済の成長と資産形成の機会拡大

2005年以降、日本の経済は安定的に成長を遂げてきました。

この経済的な発展は、資産形成のチャンスを増やし、結果として一部の人が富裕層に転じる原因となったと考えられます。

要因2:金融政策と低金利

日本の金融政策は長期間でみると緩和的であり、低金利が続いています。

この環境により、資産形成や投資が後押しされ、特に投資家にとっては大きな利益を得る機会が増加しました。

要因3:株式市場の上昇

2005年以降、日本の株式市場は回復し、安定的な成長を見せています。

この株式投資や企業の成果によって、多くの世帯が資産を増やし、富裕層へと成長を遂げました。

要因4:相続や贈与によるもの

富裕層の一部は、相続や贈与を通じて資産を受け継いでいます。

近年、少子高齢化が進む中で世帯あたりの子供の数が減少し、その結果、相続される資産額が増加しています。

一般家庭でも、両親や祖父母から予想外に多額の遺産を受け取ることがあり、これによって富裕層に入るケースもあるでしょう。

こうした背景を踏まえると、富裕層になる道のりは一見難しいように感じられますが、実際には富裕層に共通する特徴がいくつかあります。

次章では、その共通点について詳しく見ていきましょう。

富裕層に共通する3つの特徴とは?

富裕層には共通する特徴がいくつかあります。

本章では、その中でも特に重要な3つのポイントを詳しく見ていきましょう。

特徴1:さまざまな分野に対して深い関心を持っている

本物の富裕層は、さまざまな分野に対して深い関心を持っています。

仕事やプライベートで、多くの情報を吸収するために常にアンテナを張り巡らせています。

情報を得る際に、決して否定的にならず「それはどういうこと?」と探求心を持って学ぼうとする姿勢が特徴的です。

このような姿勢が、彼らの知識を広げ、ビジネスの成功に繋がることが多いのです。

特徴2:明確なビジョンを持っている

富裕層は「自分のビジネスをどの方向に進めたいか」や「将来どのような姿になりたいか」といった明確なビジョンを持っています。

そのビジョンに対して「自分にはできる」と強い自信を抱き、夢を実現するために積極的に行動しています。

また、家族や信頼できるパートナーが支えとなり、彼らの成功を支える重要な要素となる場合もあるでしょう。

特徴3:コツコツと地道に努力を続けている

60歳代や70歳代の資産家の中には、20歳代から毎月少しずつ貯金を重ねている人もいます。

富裕層になるためには、若いうちから地道にお金を貯める方法と、自分自身をスキルアップさせて収入を増やしたり、起業することで経済的に豊かさを手に入れる方法などがあります。

どちらの方法も、時間をかけて一歩一歩努力することが求められます。

参考資料

・株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」

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