長年のSpotifyユーザーが「YouTube Music」に乗り換えた4つの理由
何年もSpotifyをメインの音楽ストリーミングサービスとして利用していたので、YouTube Musicを試したときには、サービスを乗り換えるなんて想像もしませんでした。
でも、Spotifyを使わなくなっていることに気づいたのはしばらく経ってからのことでした。しかもその間、特に困ることもなかったのです。
いまでは、YouTube Music以外のアプリは使わなくなってしまいました。
1. 非公式カバーなどレアな音楽が聴ける

YouTube Musicが音楽ストリーミングのベストなプラットフォームだと思う最大の理由は、膨大な非公式コンテンツのライブラリがあることです。
Spotifyをはじめ、人気のあるサービスが公式にリリースした楽曲やアルバム、スタジオ・アルバムに注力しているのに対して、YouTube Musicはユーザーが作成したコンテンツの巨大なエコシステムを活用しようとしています。
ほかのプラットフォームには存在しない、すばらしいカバーバージョンを見つけることもできます。
アコースティック・バージョンからジャンルを大きく変えたリメイクまで、私が聴きたくなるような新たな解釈を加えた曲をYouTube Musicは際限なく提供してくれるのです。
以前はSpotify Premiumを契約していたのにYouTubeから離れられなくなってしまったのは、これが一番大きな理由だと思います。
ポスト・マローンのスローバージョンを探すにせよ、ボン・ジョヴィのレアなライブ・パフォーマンスを探すにせよ、音楽を入手するという点では、YouTube Musicほど便利なプラットフォームはほかにはありません。
「聴きたいと思っているのはヒット曲だけではない」という人には、多様な曲が入手できるというだけでも切り替える価値があるはずです。
2. YouTube Premiumのサブスク契約があれば無料

YouTube Premiumが提供する価値の高さは際立っていますが、音楽以外にもYouTubeを利用する場合にはその真価が感じられます。
月額1,280円(税込/個人プラン)で、YouTube Musicや動画、それにYouTube Kidsまでを含む、すべてのYouTubeのサービスに広告なしでアクセスできます。
つまり、動画でも音楽でも再生中に割り込みがなくなります。サブスク契約をしておけば、動画や音楽をダウンロードしてオフラインで再生できますので、旅行中やネット接続が弱い環境ではすごく役立ちます。
1つのプランにすべてが含まれていることも、YouTube Premiumが月額のサブスク契約に値する理由です。
音楽と動画を別々にサブスク契約するような面倒もなく、ひとつのパッケージで済んで料金もSpotify Premiumより数百円高い程度です。
音楽を聴くだけではなくYouTubeで動画もたくさん見るという方には、このサブスク契約のほうが、SpotifyとYouTubeの広告なしプランを別々に契約するよりずっと合理的で、お金も節約できます。
3. 動画コンテンツとのシームレスな統合

YouTube Musicは音楽体験におけるオーディオとビジュアルのギャップを見事に埋めています。
Spotifyも2024年にミュージックビデオの提供を開始しましたが、配信可能なアーティストと国は限られています。これに対してYouTube Musicでは、いつでもYouTubeから動画を取得できるようになっています。
そのため、聴いている音楽を動画に切り替えて視聴するのも難しくありません。曲を聴いているときにビデオボタンをタップするだけで、ミュージックビデオに切り替えられます。
この機能のおかげで、アーティストの音楽と視覚的な創造性の両方を体験でき、楽曲をより深く味わえるのです。
私が気に入っているのは、ライブパフォーマンスを聴いているときの動画とのシームレスな統合です。一度タップするだけで、音楽を聴くだけでなく、アーティストのライブ・パフォーマンスを観ることもでき、リアルタイムで生のエネルギーを感じられます。
YouTube Musicは、ビジュアル表現に力を入れているアーティストにとって、その芸術性にふさわしいパーフェクトな体験を提供するのです。
4. コメント欄があることのメリット

音楽はただ聴くだけのものではありません。サウンドの好みが同じ人たちと、その経験を共有するということも大切です。
YouTube Musicにはコメント欄があり、コミュニティの要素を音楽体験に取り入れています。曲を再生している途中で音楽アプリから離れなくても、その曲に関連したYouTubeの動画に対して付けられたコメントにアクセスできます。
コメントには、興味深いトリビアや、コメントを付けた人の個人的な話や、音楽に対する理解を深いものにしてくれる文化的背景などが記されていることもあるでしょう。
Spotifyのどちらかというと1人で聴くことに向いた環境とは異なり、周囲とつながりのある音楽体験が得られます。ポッドキャストに対してはSpotifyにもコメント機能がありますが、音楽コンテンツに対しては機能を提供しておらず、コミュニティとの関わり方についての大きな違いとなっています。
たとえば、コメント機能のおかげで新しい音楽を発見できることもあります。
リスナー仲間からアーティストの似た曲や作品について頻繁にレコメンドが寄せられます。アルゴリズムによる提案以上に、同じジャンルを聴く人からのレコメンドは音楽の視野を大きく広げてくれるはずです。
より包括的な音楽体験を提供してくれるYouTube Musicは、単なるストリーミングサービスではないでしょう。それに価値を感じて、SpotifyからYouTube Musicを選ぶことになりました。
どちらのサービスも進化を続けるでしょうが、YouTube Musicの利点のほうが私には魅力的に感じられますので契約を継続することになると思います。
Source: Spotify, YouTube
Original Article: 4 Reasons I Use YouTube Music Instead of Spotify by MakeUseOf