【速報】吉村知事「減反政策やめて生産強化を」備蓄米の随意契約『5キロ2000円』目標に見解 輸入米拡大の提言も

 コメの価格が高騰する中、農林水産省が店頭価格を6月上旬までに『5キロあたり2000円』を目標に、備蓄米の随意契約の申し込みを始めたことをに対し、日本維新の会の代表を務める大阪府の吉村洋文知事は27日、報道陣に対し、「減反政策はやめて、生産を強化すべき」との見解を示しました。

 農林水産省が発表した全国のスーパーでのコメ5キロあたりの平均価格(今月12~18日)は4285円で、前の週から17円値上がりして、過去最高を更新。去年の同時期の2倍以上となっています。

 農林水産省によりますと、政府が価格を決めて業者と契約を結ぶ随意契約について、政府備蓄米の売り渡しの対象は見込みも含め、年間1万トン以上の取り扱いがある大手小売り業者で、売り渡し数量は30万トン、買い戻しは求めないとしています。

備蓄米の倉庫 ©ytv

 売り渡し価格は60キロあたり1万1556円で、店頭価格では5キロあたり2160円程度を想定し、小売り業者には8月までに消費者に行き渡る分を申し込むように求めるとしています。申し込みは26日からホームページで始まり、先着順で販売するということです。

小泉進次郎農水相 ©ytv

 6月上旬までに店頭価格で『5キロあたり2000円』を目標に掲げた小泉進次郎農水相は26日、「これ以上の価格高騰、高止まりをさせず米離れを防ぎ、農水省の責任を果たしていく」と決意を語っていました。

大阪府・吉村知事(27日) ©ytv

 吉村知事は27日、「協力できる点があれば僕も協力していきたいと思ってるが、これはあくまでも一時的な対応になると思う。本質的にはやはりコメ不足の問題、あるいはコメ政策のあり方の問題。ここを改めない限り、備蓄米が店頭に並んだとしても本質的な対応には僕はならないと思う」との見解を示しました。

 その上で、「事実上の減反政策はもうやめて、生産抑制から生産強化に移して、農家さんの収入を増やしていく。輸出もしっかりやっていく。そしてもう1つは、輸入米の拡大。比較的安くて、おいしい輸入米というのはある。しっかり輸入というのもありながら、(国内で)どんどん生産強化をしていく。作りすぎた場合には、国がきちんと責任を持って買い取る、というような保証をしたほうがいい」と提言しました。